静かな夕方の海、夕食<2017年1月>

evening4-01/01/17
こんにちは。年末年始のバリ島滞在、1月1日の続きです。
夕方はちょっと散歩して花々を眺め、海辺にも出てみた。
午後5時半、ビーチにはもう人の姿も少なかった。
夕方の空は青く、ぽっかりと浮かぶ雲が列なして流れていく。
右奥(東側)にはペニダ島が見えていたが、左側(北側)は丘陵地帯が見えるだけで、
その奥のアグン山など高い山は見えていなかった。

さて、この日は午後にレッスンがあり、私にとっては今年の”初稽古”だった。
でもバリの人は、伝統的なことはバリ暦で動いているので、
あまりお正月気分もなく、ごく普通に、いつもどおりのレッスンだった。
Merak Angelo、Sekar Gendot(B),(C)、Seketi(B)、Sekar Sungsang(B),
Tulang Lindung(A),(B),(C)などたっぷり練習したが、結構間違えてしまう。
前日がオダランで練習なし、その前日も儀礼演奏はあったけど稽古はしてないので、
師匠宅での稽古は3日ぶりだった。
儀礼演奏を通して、特に自分で気になったのは左手の弾き方だ。
ベテラン3人と一緒に弾くと、自分だけちゃんと弾けてない、ということが
稽古の時よりはっきりとわかる。
もちろん、ベテラン3人がきっちりカバーしてくれているのだが、
できていないことは自分が一番よく、その場で実感するのだ。
私は特に左手が、微妙な強弱がコントロールできなかったり、
テンポが速くなると間に合わずもつれたりする。
とにかく、毎回の稽古で少しずつ直していくしかない。
この日も、繰り返しの1回目でできなかったことを、2回目はもっと気をつけよう、
と前より細かく意識するようにした。
儀礼演奏は、参加する嬉しさとともに、”今の自分は何ができてないか”がよくわかる、
本当にいい勉強の機会を与えてもらっているな〜と思った。

夜はのんびりしたくて、夫と、お正月だし1日くらいいいか、と言って、
ちょっと贅沢に、レストランで食べることにした。
私はメインをラムチョップにした。
dinner1-01/01/17
日本でも、がっつりお肉を食べることは最近あまりないので、
久しぶりにお肉を食べた〜という感じで、美味しかった。

夫はビーフステーキだ。
dinner2-01/01/17
バリで食べるステーキは、食べにくいほど硬いことも多いのだが、
これは柔らかくて美味しかった、と夫は言っていた。
もちろんこれは1日だけの贅沢、翌日からの夕食はずっと、お手頃ワルンだった。

明日は翌朝のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!
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木々と装花<2017年1月>

evening1-01/01/17
こんにちは。年末年始のバリ島滞在、1月1日の続きです。
夕方、花を眺めて散歩していると、同じような赤の花が2種類、
並んで咲いていた。
左がおなじみハイビスカス、右はサンタンカ(イクソラ)だ。
バリで、ハイビスカスはpucuk(プチュッ)、サンタンカはsoka(ソカ)と呼ばれる。
2つとも民家の庭にもよく植えられていて、師匠宅にもある。
それぞれ色も何色かあるけど、同じ赤のものが隣り合わせていて、面白かった。

午後遅くの太陽の光を受け、ジュプン(プルメリア)が輝くように咲いている。
evening2-01/01/17
葉先が尖ったルブラ種のジュプンは、花も小ぶりで、木に咲く姿は愛らしい。

それをお供えや飾り花に使うと、存在感がぐっと増す。
これはリゾートに飾られていた、飾り花の一つだ。
evening6-01/01/17
黄色味が強いジュプン、白のジュプン、下の方には赤いハイビスカス、
合間には青のアジサイや白のブーゲンビレアの花も見える。
上の方に見える緑の粒々は、オオゴチョウの花のつぼみだ。
房状の花なので、房の下の方には黄色や紅色の花が咲いているけれど、
このつぼみも、てっぺんのいいアクセントになってるなと思った。

別の飾り花は、花の取り合わせがまた違っていた。
evening5-01/01/17
ジュプンにアジサイ、白のブーゲンビレアに、ピンク色はアデニウムの花だ。
ブーゲンビレアは、花びらに見える部分が”苞(ほう)”で、
その中の筒状の部分が真花つまり実際の花だ。
この真花の部分は、こうして見るとカスミソウの花にちょっと似ているなと思った。

さて、こちらは葉っぱの付き方が独特の、ハナフカノキだ。
これは和名より英名の”アンブレラツリー”の方が、ピンとくる名前だなと思う。
afternoon6-01/01/17
花期になると、木のてっぺんに赤い花穂が何本か伸びてくる。
それがタコの足のようということで”オクトパスツリー”と言ったり、
花穂の形が”アンブレラ”なのだと言う説もある。
でも私は、この木を初めて見た時、下に”Umbrella Tree”と書いたプレートがあり、
なるほど、葉の付き方が傘に見える!と思ったので、そっちをいつもイメージする。
ハナフカノキはウコギ科の常緑高木で、この葉の付き方は掌状複葉といい、
7〜15枚程度の小葉が輪になって1セットとなっている。
原産地はオーストラリアからニューギニア、インドネシアとあり、
バリでもよくガーデンなどに植えられている。

明日もこの日の続きを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

 ※植物については、以下のサイトを参考にしています。
   「GKZ植物事典」より「ハナフカノキ」
      http://gkzplant2.ec-net.jp/mokuhon/syousai/hagyou/ha/hanahukanoki.html
   「シンガポール熱帯植物だより+あるふぁ」より「アンブレラツリー」 
      http://tropicalplant.air-nifty.com/top/2006/06/post_db6b.html
   「タイの植物チェンマイより」より「オクトパスツリー」
      http://tplant.web.fc2.com/3ukogi_okutopas.html
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夕方の花散歩<2017年1月>

afternoon1-01/01/17
こんにちは。年末年始のバリ島滞在、1月1日の続きです。
午後から師匠宅でレッスンした後、戻ってまた夕方、軽く散歩をした。
あまり遠くまで行かず、花々や熱帯植物の元気な葉っぱたちを眺める。
日本でも観葉植物でおなじみのクロトンが、生き生きと大きく茂っている。
クロトンはトウダイグサ科の熱帯性常緑低木で、100を越す品種がある。
葉の形や色も様々なバリエーションがあり、園芸上は葉の形で系統分けされるそうだ。
”ヘンヨウボク(変葉木)”の和名もなるほどと思う。

見上げると、3種類のヤシの木が並んでいた。
afternoon2-01/01/17
奥で一番葉を広げてるのがココヤシだが、その手前は多分ヤマドリヤシ、
右側の葉が一番細かい感じのはダイオウヤシと思う。
ヤシもいろいろあって、海辺などで一番おなじみなのはココヤシだけど、
ガーデンなどでは別の種類もよく植えられていて、見比べると面白い。

オオゴチョウの木には、実がいくつもぶら下がっていた。
afternoon3-01/01/17
マメ科の熱帯性常緑小高木で、可愛らしい赤い花の後に、
こんなふうに豆の実ができる。

ブーゲンビレアの幹の途中に仕立てられ、大きく葉を広げるのは、
着生シダの一つ・シマオオタニワタリだ。
afternoon4-01/01/17
夕方の日差しに葉が透け、葉裏についた胞子の列が模様みたいに見える。
(この胞子列が葉の縁近くまで伸びるものは、同じ仲間でオオタニワタリという)

ぶらん、と垂れ下がる赤い花が目立つのは、ヘリコニア・ロストラタだ。
これもよく、ガーデンなどあちこちで植えられている。
afternoon5-01/01/17
昨日記事で紹介したヘリコニアと同じ仲間で、下向きに咲くタイプだ。
昨日の記事のヘリコニアと同じく、赤い部分は”苞(ほう)”で、その中に花がある。
この花茎は、つい触って重さを確かめたくなる。
花茎全体はけっこう重く、たいがいアリが花のところに来ている。
ヘリコニア・ロストラタの葉は、上の方に日に透けて見える大きな葉で、
花の周りに見えるのは、多分カンノンチクではないかと思う。

日が傾きつつある夕方、花散歩をするのもいいものだなと思った。
明日もこの続きを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

 ※植物については、次のサイトを参考にしています。
   「ヤサシイエンゲイ」より「クロトンとは」
       http://www.yasashi.info/ku_00009.htm
   「三重県総合博物館」サイトより「オオタニワタリ」
       http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/82848046535.htm

   「えだるまの植物図鑑」より「ヤシ科(Aracaceae)」
       http://elflowers.exblog.jp/4328228/
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ヘリコニアの花<2017年1月>

heliconia01/01/17
こんにちは。年末年始のバリ島滞在のことを書いています。
年が明けて2017年1月1日、前夜遅かったのでさすがに早起きできず、
午前8時頃起きて朝食をゆっくり食べた後、少し散歩して花々を眺めた。
こんな時は、一つ一つの花をじっくり眺めたくなる。
いかにも熱帯植物らしいヘリコニアは、あちこちで植えられている。
ヘリコニアは、かつてはバショウ科だったが、今はオウムバナ科と分類される。
品種がたくさんあり、花が垂れ下がるタイプもあるが、上を向いて咲くタイプは
こんなふうに花の中がよく見える。
赤い部分は花を包む”苞(ほう)”で、中に束になって見えるのが真花だ。
赤、白、緑の色合いがきれいだ。

ハイビスカスもたくさんの種類があり、花が垂れ下がって咲くものもある。
hibiscus01/01/17
長く伸びているのは雄しべと雌しべが合着した蕊注(ずいちゅう)で、
黄色っぽいのが雄しべ、先の方で五裂した赤いのが雌しべだ。
風が通ると、花がゆらゆらと揺れて可愛い。
ハイビスカスはアオイ科フヨウ属で、フヨウやムクゲ、モミジアオイやオオハマボウなど
同じ仲間で、同じような花の造りをしている。

花々を見て歩いたのは午前10時過ぎで、もう暑かったけれど、
サンユウカの清楚な白い花は、いつも目に涼しく感じる。
sanyuuka01/01/17
風車のような花びらが愛らしい。
サンユウカはキョウチクトウ科で、花は夜になると香るというが、
調べるといろいろで、あまり香らないものもあるらしい。
ここに咲いているものは、夜でもあまり香りを感じなかった。

ツンベルギアの花も涼しげだ。
ツネベルギアはキツネノマゴ科で、これもたくさん種類がある。
これは多分”ツンベルギア・エレクタ”という種類ではないかと思う。
thunbergia01/01/17
青紫色の花の中、奥の方が黄色になっている色合いも可愛い。
花の仲間としては全く違うけど、ちょっと朝顔を思わせる風情だ。

さて、滞在中の記事にも書いたが、散歩中、小鳥が飛んできて
近くの枝に止まり、写真に撮ることができた。
curcuk01/01/17
バリでcurcuk(チュルチュッ)と言われる鳥で、和名はメグロヒヨドリ、
日本のヒヨドリより小ぶりだけど、頭の感じなどは少し似ている。
curucukはそこらじゅうにたくさんいて、朝一番、日の出の少し前になると鳴き出し、
よく通る声なので、一斉に鳴くと目が覚めてしまうほどだ。
鳴き声は、普段は名前通りチュルチュッという感じで聞こえるが、
時々興奮すると、ピピピピ、とすごい大声で鳴くこともある。
普段の声は美しいので、よくこれを鳥かごに入れて飼っている人もいる。

元日の海辺は晴れて穏やかで、波打ち際では外国人の子供連れが遊んでいた。
beach01/01/17
年末年始の観光客のピークも元日までで、この後は少しずつ人が引けていく。
この日は午後からレッスンがあり、夕方帰ってからまた少し散歩した。

明日は、この日の午後のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!
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年越し後、真夜中の街<2016年12月>

town1-31/12/16
こんにちは。年末年始のバリ島滞在、大晦日の続きです。
師匠宅で年越しの花火を眺めた後、私たちはタクシーでホテルに戻った。
バイパスから少し細い道に入ると、車やバイクが道にあふれている。
夜中の12時を回り、どこかで年越しした人、また年越しまで働いていた人が
一斉に家へと戻る時間のようだった。
前の方にいるバイクは、子供を含め4人も乗っている。
こんなふうに、家族3〜4人でバイクに乗ってしまうことも珍しくない。
また、最近はバイクに乗る時マスクをしている人も多い。
交通量の多い道路は空気が悪く埃っぽいので、マスクをするのは賢明だと思う。
(※今日の記事の写真は、夫がタクシー助手席で撮っていたビデオ画像から切り取ったものです。)

規制で高い建物がないバリ島は、夜空も暗く感じられる。
town2-31/12/16
あちこちに、まだ人が大勢集まっているところもある。

通り沿いに植えられたココヤシの木は、大きく育ち歩道に覆いかぶさっている。
town3-31/12/16
真夜中の通りも、いかにも南国らしく見える。

道と道が交差する四ツ辻には、真ん中に神像や神獣の像があるところも多い。
ここにも何かの像があって、布が巻かれ、儀礼用の傘も立てられている。
満月の時などは、こうした像にもたくさんのお供えが置かれている。
その像を回るように、車やバイクが行き交っていく。
town4-31/12/16
この辺りでもオダランがあったようで、正装姿の人がちらほら見える。
四ツ辻に面したカフェは、まだ灯がきらめき、外国人客でにぎわっている。

街のメインストリートには、多くの店やレストランが立ち並ぶ。
ほとんどは観光客相手だけど、地元の人も利用するワルンなどもある。
以前からバイクの路駐が多かったけど、最近は車の路駐もすごい。
town5-31/12/16
通る車も、センターラインをはみ出さざるを得ない。
普通車なら何とかすれ違えるけど、これで大型バスなど来ようものなら、
たちまち大変な渋滞となる。
バイクも間にどんどん入ってくるので、ぶつかりそうで怖いこともよくある。
(実際、バイクのハンドルなど軽い接触はよくあるし、時々事故も見かける。)

幸いこの時は、ひどい渋滞やトラブルに遭うこともなく、通りを進んでいった。
town6-31/12/16
コンビニの前は明るく、正装姿でバイクに乗った人もいる。
暗い歩道にも、まだぞろぞろ外国人が歩いている。
どこかの店で年越しをして、これから宿に戻るところだろう。

私たちは午前1時近くにホテルに着き、シャワーを浴びてすぐに寝た。
さすがに翌朝は早起きできず、初日の出は見逃してしまった。
でも朝食を食べてから、少し散歩をした。

明日は翌朝のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!
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プロフィール

里花

Author:里花
花々と緑あふれる大好きなバリ島に、17年ほど前から通い続けています。
神々への感謝と祈りとして芸能を捧げるこの島で、ここ数年の滞在中は伝統音楽ガムランの楽器グンデル・ワヤン(上写真)を習っています。
現在東京在住ですが、近いうちバリ島に住むつもりでいます。

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