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キフ(黄斑)タコノキ<2017年3月>

morning22-31/03/17
こんにちは。今年3月のバリ島滞在、3月31日朝の続きです。
浜辺や遊歩道沿いではタコノキやその仲間をよく見かけます。
タコノキは、熱帯に約140種が分布する樹木で、大きさは種類により様々です。
この朝浜辺で見かけたのは、葉に黄色い筋が入るキフ(黄斑)タコノキで、
あまり背が高くならず、明るい雰囲気の葉がきれいです。
タコノキの仲間は、アダンなど葉の縁に棘があるものもありますが、
このキフタコノキは葉に棘がなく、途中から枝垂れた葉が柔らかい雰囲気です。
葉だけ見ると、斑入りのニューサイランにも似ていますが、
気根が出た幹が見えるので、れっきとした低木です。
気根が地面にしっかり食い込むので、砂質の土壌でも倒れにくく、
熱帯や亜熱帯では、防風・防潮のために植栽されることも多いようです。

午前7時近くなり、ビーチのパラソルも開いていました。
morning20-31/03/17
夕方から夜には閉じられるこのパラソルが、朝には一斉に開き、
ホテルやビーチクラブのゲストを待っています。

朝早くにはよく見えたアグン山も、次第に霞んできていました。
morning21-31/03/17
新月から3日後で、潮はまだ大潮、干潮時には浅瀬の海草が
かなり露出して見えています。

前年8月の滞在時、まだ工事中だったお寺の門は既に出来上がり、
両脇に像が従えられています。
morning17-31/03/17
できてまだ1年も経っていないのですが、既に苔むした感じで、
古びていくのも早い気がします。

こちらは素材が違うのか、あるいは毎日磨いているのか、
まだピカピカ、遊歩道沿いのレストラン前にある像です。
morning18-31/03/17
漁師のポーズに、やたらに大きい魚もひょうきんな感じです。
いつも散歩中に見るロータリーの”漁師の像”とはまるで違う姿ですが、
これはこれで、見慣れてしまうと親しみを感じます。

浜辺に置かれた伝統船ジュクンの向こうに、アグン山がぼんやり見えています。
morning19-31/03/17
モモタマナの大木が、優しい木陰を落としています。

この日は午前中からレッスンだったので、散歩はこのくらいにして戻りました。
明日は師匠宅でのことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!

 ※植物については、次のサイトを参考にしています。
   「ヤサシイエンゲイ」より「タコノキ(パンダヌス)とは」

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No title

こんにちは♪
あっ 覚えています
工事中だったお寺の門
そういえば 色が変わってきていますね。
お正月前に磨きはなかったのかしら~
レストラン前の 漁師の像
これはお店の方が毎日磨いてらっしゃるのでしょう~
ひょうきんな感じがいまどき なんでしょうね(笑)
気根をタコの足のように出している”タコノキ”でしたっけ
以前 ココナッツを結わえてあったあれと同じかしら
防風・防潮のために植栽されているのですね。
な~るほどって思います。

こんにちは

こちらの漁師像、またなんともユーモラスな感じですね。
漁師と言うよりも、漁師の扮装をしているタレントさん感がプンプンで…(-_-;)
これはまたこれで、こういう場所には良いのかもしれませんね。
海を見つめるあの場所は、あちらのリアルな漁師像がピッタリですけど。

No title

こんにちは。里花さん♪
先日からありがとうございました。
少しずつ前のように日常が
戻ってきました。

この漁師の像は、楽しいですね。
踊っているいや、「ワンダフル!」って
言っているのか?
魚もかわいいです。

⭐️sheep☆さま♪こんにちは

できたばかりだけど、もうどこか古びてきている門と塀、
これはこれでいいのかもしれませんね。
そういえば、外にあるものを磨いたり洗ったりとかって、
あまり見たことがありません。
汚れたら、もう作り替えちゃうかもですね。
お店の前の漁師の像はきれいでしたが。
これも見慣れると愛嬌が感じられてきました。

そうそう、タコノキって、あのココナッツを結わえてあった木です。
これは葉が斑入りなので、明るい感じでいいな〜と思いました。

⭐️カミさんさま♪こんにちは

> 漁師と言うよりも、漁師の扮装をしているタレントさん感がプンプンで…(-_-;)
なるほど!そんな感じですね(笑)。
昔ながらの漁師の格好をしてみました〜なんて、バラエティに出てきそう。
バリの人はユーモアが大好きなので、レストランの飾りだからと、
これも楽しく作ったんでしょうね。
いつものロータリーの”漁師の像”、あれは手をかざして海を見る姿が
あの場所にはぴったりですね。

⭐️ゆずさま♪こんにちは

添田町や英彦山近辺、まだまだ大変だと思いますが、
そんな中でコメントありがとうございます。

この漁師の像、何だかすごく楽しげですよね。
バリの人はユーモアが大好きだし、作った人も、
お客さんが楽しい気分になるものって考えたかもですね。
たしかにワンダフル〜って言ってる雰囲気(笑)。
手を広げて今にも踊り出しそうで、
魚も一緒にダンスしてるみたいです。
プロフィール

里花

Author:里花
花々と緑あふれる大好きなバリ島に、18年ほど前から通い続けています。
神々への感謝と祈りとして芸能を捧げるこの島で、ここ数年の滞在中は伝統音楽ガムランの楽器グンデル・ワヤン(上写真)を習っています。
現在東京在住ですが、近いうちバリ島に住みたいです。

※12/12〜年末まで、国内旅行編です。
 バリ島編は、年末に再開します。

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