《沖縄編》2日目・散歩とお茶の時間<2017年5月>

sanpo1-03/05/17
こんにちは。今週は沖縄編、5月連休に旅した西表島のことを書いています。
旅の2日目、5月3日は朝散歩に出た。
さっそく、歩道の植え込みでいろんな花たちが出迎えてくれる。
上はサンゴアブラギリ(別名イモサンゴ、ヤトロファ)で、トウダイグサ科の低木だ。
濃い朱色の小花が固まって咲き、その下の軸も同じ朱色なので、
その様子はたしかに、深海の赤いサンゴに似ている。
花の後の実はころんとした芋のようで、私としては”イモサンゴ”の名がぴったりと思う。

近くに、同じくトウダイグサ科の低木・ダイギンリュウも花を咲かせていた。
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多肉質の茎が節ごとにジグザグになるので”ジグザグプランツ”とも呼ばれる。
学名は”ペディランサス”で、”ペディロン(サンダル)”と”アンサス(花)”に由来し、
花の形からその名がついたと言う。
あまりサンダルの形には見えないけど、今度そういうつもりで見てみようと思う。

民家の前にグアバの木があり、以前5月に花が咲いていたのを思い出し、行ってみた。
今回はまだ蕾だった。
sanpo3-03/05/17
沖縄本島ではバンシルー、八重山ではバンチュルとも呼び、よく庭に植えられている。
夏には熟した実が甘く生食できるが、冷凍しておきジュースにすることも多い。

足元では、アメリカンブルーの花が咲いていた。
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この花も毎年見るけど、青い色が涼やかでほっとする。
ヒルガオ科で、茎が横に這うように伸びていく。

午前8時、もうかなりの暑さで、散歩もきつくなってきた。
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道端にバナナの木やチガヤが生い茂り、大きな葉のクワズイモがあり、
カンナの原種の一つであるキバナダンドクの花が咲いている。
まるで熱帯植物園の中にいるようだ。

この日のお昼は、前日と同じ店でおそば(八重山そば)を食べた。
車を走らせていると、所々で電柱の上にカンムリワシがいた。
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見晴らしの良いところで餌を狙っているのだが、この日は暑いので、
川近くなど風通しの良い場所にいるようだった。

白浜港まで行ってみた。
桟橋から、白浜集落が見える。
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ここは西表島に古くからある集落の一つで、島西部の端にある。
山の麓に白浜小学校の体育館が見えるが、島を走る道路はここで行き止まりで、
山を越えた向こうにある船浮集落へは、船でしか渡れない。
私は以前、ダイビングの休憩時にガイドと船浮集落に行き、広場でお弁当を食べたけど、
本当に静かな集落で、時が止まったかのようだった。
集落から山道をちょっと歩くと、素晴らしく美しい砂浜もあった。
”陸の孤島”とか”秘境”と言われ、最近はこの白浜から連絡船に乗って、
船浮を訪れる観光客も増えている。

ところで船浮集落の中に、”イリオモテヤマネコ発見捕獲の地”という立札がある。
西表島では昔から住民の間で、山に野生の猫がいることは知られており、
”ヤマピカリャー”と呼ばれていた(夜に目が光って見えるため)。
その噂を聞きつけて、学者が調査のため捕獲を依頼し、
新種発見となり当時は大ニュースとなったのだ。
しかし標本として捕獲された年や場所については諸説あり、
船浮が最初かどうかはよくわからない。
ともあれ、イリオモテヤマネコは天然記念物に指定され、西表島も有名になったが、
開発には大きな規制が加わる結果となり、困惑する人もいたと、以前話を聞いた。
(当時、島を横断する道路の計画もあったらしいが、中止となったようだ)
いろいろあっただろうが、イリオモテヤマネコが世間に知られたおかげで、
島の9割を占める山の深い緑が守られたとも言える。
私はまだ会ったことがないけれど、山の守り神なのかもしれない。

少しドライブした後、いつも行く店でティータイムにした。
テラス席は、風が吹き抜けて涼しい。
tea time1-03/05/17
私はレアチーズケーキとローズヒップティーにした。
チーズケーキの上の層は島のパインのゼリーで、
爽やかな甘酸っぱさがチーズケーキにぴったりで美味しい。
フルーツとお花が添えられて、見ただけで嬉しくなってしまう。
生のパインは、この時期島で採れる小さめの品種で、
これも甘酸っぱくいい味だ。
島の農家の方の話では、沖縄でも各島の土質によって、
パイン栽培の向き不向きがあるそうだ。
西表島はパイン栽培に向く土壌で、しかも強烈な日差しが降り注ぐので、
沖縄本島よりさらに糖度が上がるのだと言っていた。

夫は黒糖シフォンケーキとグアバジュースにした。
tea time2-03/05/17
ふわっふわのシフォンケーキは、ほんのり黒糖の優しい甘さで、
これもとても美味しい。
(ケーキは2つを半分こして、私がやや多めに食べた)

カフェの庭では、前も会ったヤギが元気に草を食べていた。
tea time3-03/05/17
このヤギはやんちゃな甘えん坊さんで、食欲ももりもりだ。
昨年は、首を伸ばしてコーディラインの葉っぱを食べて、
自分の紐が絡んでしまい、夫が助けてあげたこともあった。

庭の真ん中の木に、鳩が2羽やってきた。
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リュウキュウキジバトで、鳴き声は普通のキジバトと同じで、
この子たちの声も、朝夕の散歩で何度も聞いた。

ゆったりティータイムを楽しんで一旦宿に戻り、
夕食前にまた散歩に行った。
散歩道では、月桃の花もそろそろ盛りだった。
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つるんとした蕾も、先がピンク色でなんとも言えず可愛い。

花が開くと、中はドキッとするほど鮮やかな色の世界だ。
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ゲットウ(月桃)の葉はすっとする良い香りが強く、抗菌防腐作用もあるので、
餅を包むなどいろいろに使われる。
もともと自生もしているが、民家の庭などにもよく植えられている。

散歩道の途中には放牧場があり、主に牛だけど時々馬もいる。
今年も馬に会えた。
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長いたてがみが夕日に輝いていた。

宿近くでは、前日まだ蕾だったプルメリアの花が開いていた。
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島でもさすがに冬場は咲いていないので、この花が咲き出すと
そろそろ暑くなる季節、という感じだと思う。

明日は3日目のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

 ※植物については、次のサイトを参考にしています。
   「ヤサシイエンゲイ」より「ペディランサス(ダイギンリュウ)とは」
                   http://yasashi.info/he_00014.htm
               「ヤトロファ(サンゴアブラギリ)とは」
                   http://yasashi.info/ya_00007.htm
               「エボルブルス(アメリカンブルー)とは」
                   http://yasashi.info/e_00009.htm
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プロフィール

里花

Author:里花
花々と緑あふれる大好きなバリ島に、17年ほど前から通い続けています。
神々への感謝と祈りとして芸能を捧げるこの島で、ここ数年の滞在中は伝統音楽ガムランの楽器グンデル・ワヤン(上写真)を習っています。
現在東京在住ですが、近いうちバリ島に住むつもりでいます。

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