
こんにちは。年末年始のバリ島滞在のことを書いています。
年が明けて2017年1月1日、前夜遅かったのでさすがに早起きできず、
午前8時頃起きて朝食をゆっくり食べた後、少し散歩して花々を眺めた。
こんな時は、一つ一つの花をじっくり眺めたくなる。
いかにも熱帯植物らしいヘリコニアは、あちこちで植えられている。
ヘリコニアは、かつてはバショウ科だったが、今はオウムバナ科と分類される。
品種がたくさんあり、花が垂れ下がるタイプもあるが、上を向いて咲くタイプは
こんなふうに花の中がよく見える。
赤い部分は花を包む”苞(ほう)”で、中に束になって見えるのが真花だ。
赤、白、緑の色合いがきれいだ。
ハイビスカスもたくさんの種類があり、花が垂れ下がって咲くものもある。

長く伸びているのは雄しべと雌しべが合着した蕊注(ずいちゅう)で、
黄色っぽいのが雄しべ、先の方で五裂した赤いのが雌しべだ。
風が通ると、花がゆらゆらと揺れて可愛い。
ハイビスカスはアオイ科フヨウ属で、フヨウやムクゲ、モミジアオイやオオハマボウなど
同じ仲間で、同じような花の造りをしている。
花々を見て歩いたのは午前10時過ぎで、もう暑かったけれど、
サンユウカの清楚な白い花は、いつも目に涼しく感じる。

風車のような花びらが愛らしい。
サンユウカはキョウチクトウ科で、花は夜になると香るというが、
調べるといろいろで、あまり香らないものもあるらしい。
ここに咲いているものは、夜でもあまり香りを感じなかった。
ツンベルギアの花も涼しげだ。
ツネベルギアはキツネノマゴ科で、これもたくさん種類がある。
これは多分”ツンベルギア・エレクタ”という種類ではないかと思う。

青紫色の花の中、奥の方が黄色になっている色合いも可愛い。
花の仲間としては全く違うけど、ちょっと朝顔を思わせる風情だ。
さて、滞在中の記事にも書いたが、散歩中、小鳥が飛んできて
近くの枝に止まり、写真に撮ることができた。

バリでcurcuk(チュルチュッ)と言われる鳥で、和名はメグロヒヨドリ、
日本のヒヨドリより小ぶりだけど、頭の感じなどは少し似ている。
curucukはそこらじゅうにたくさんいて、朝一番、日の出の少し前になると鳴き出し、
よく通る声なので、一斉に鳴くと目が覚めてしまうほどだ。
鳴き声は、普段は名前通りチュルチュッという感じで聞こえるが、
時々興奮すると、ピピピピ、とすごい大声で鳴くこともある。
普段の声は美しいので、よくこれを鳥かごに入れて飼っている人もいる。
元日の海辺は晴れて穏やかで、波打ち際では外国人の子供連れが遊んでいた。

年末年始の観光客のピークも元日までで、この後は少しずつ人が引けていく。
この日は午後からレッスンがあり、夕方帰ってからまた少し散歩した。
明日は、この日の午後のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!
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