オダランでの舞踊・その2<2016年12月>

dance8-31/12/16
こんにちは。年末年始のバリ島滞在、12月31日のオダランの続きです。
この日師匠のバンジャールのお寺で行われたオダラン(周年祭)では、
皆のお祈りなどが済んだ夜、余興の奉納舞踊が行われた。
地域で踊りを習っている子たちが、次々と披露していく。
5つ目の演目は”Sekar Jempiring(スカール・ジュンピリン)”という踊りだ。
ジュンピリンとはクチナシの花のことで、師匠宅にもあったが、
八重咲きのもので、日本のクチナシと同じ、とても良い香りがする。

ジュンピリンはバリ州の州都・デンパサール市の市花になっているので、
この踊りも、役所のイベントでウェルカムダンスとして踊られることも多いらしい。
衣装もなるほど、白が基調でクチナシの花のイメージだなと思った。
dance9-31/12/16
これも中高生くらいの子たちと思うが、優雅で可愛らしい踊りだった。

続いての演目は"Oleg Tamulilingan(オレッグ・タムリリンガン)”で、
男女2人による踊りだ。
("Tamulilingan"はマルハナ蜂のこと、”Oleg”は揺れる、しなやかといった意)
2匹の蜂(オスとメス)が、花の蜜を吸いながら飛び回る様子を描いた作品で、
1950年代前半に創作されたものだ。
※もともとはメスの蜂が蜜を吸う様子を表した女性のみのソロの踊りだったが、西洋のバレエのような
踊りを創りたいという欧米人のリクエストで、後に男性パートを加えてデュエットとなったそうだ。
dance10-31/12/16
ストーリーはこんな感じだ。
花を探して飛んでいたメスの蜂が美しい庭園を見つけて降り立ち、蜜を吸っている。
そこへオスの蜂も花の蜜を求めてやってきて、メス蜂の美しさに見とれ、
様子を伺い、やがて追いかけ合う。
ただの追いかけっこからやがて愛情が生まれ、ついにはオス蜂がメス蜂を射止める。

踊りは最初は女性のソロで始まり、後から男性が登場し、
2人がからむ踊りへと進んでいく。
dance11-31/12/16
ストーリーもわかりやすく、華やかで見ごたえある踊りなので、
観光公演でもよく踊られる演目だ。
というか、私はこの演目は観光公演でしか観たことがなかったので、
オダランの余興でもやったりするんだなあと思った。

この後、まだバリスとトペンがあったので、明日も続きを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

 ※舞踊については、次のサイトを参考にしています。
  (各舞踊名をクリックするとリンクします。詳しく見たい方はご覧になってみてください)
   「バリ島舞踊図鑑 Padmanila」より「スカール・ジュンピリン」「オレッグ・タムリリンガン」
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プロフィール

里花

Author:里花
花々と緑あふれる大好きなバリ島に、17年ほど前から通い続けています。
神々への感謝と祈りとして芸能を捧げるこの島で、ここ数年の滞在中は伝統音楽ガムランの楽器グンデル・ワヤン(上写真)を習っています。
現在東京在住ですが、近いうちバリ島に住むつもりでいます。

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