<沖縄編>ゴーヤチャンプルと帰りの空(2016年5月)

goya campur05/05/16
こんにちは。今年GWの沖縄・西表島の旅のことを書いています。
帰る日の5月5日、午後の船で西表島から石垣島に渡りました。
夕方の飛行機までには時間があったので、石垣島でいつも寄る店で、
いつものゴーヤチャンプルを食べました。
ごま油で炒めた熱々ゴーヤチャンプルに、ご飯とミニ八重山そば、
刺身と小鉢がつきます。
暑かったので、生のオリオンビールも頼みました。
ここは、西表島の宿でいつも会う人に教えてもらった店で、
美味しいのでいつも立ち寄るうち、すっかり馴染みになりました。
今回も久しぶりでしたが、ご主人もおかみさんも覚えていてくれて、
「いつものね」とゴーヤチャンプルを作ってくれます。
刺身はまぐろで、酢味噌がかかっていますが、私はこの食べ方も大好きです。
石垣港はまぐろの水揚げ港でもあるので、まぐろは新鮮で美味しいのです。

ここは地元の人も観光客も来るお店ですが、この日は台湾人観光客が多く、
石垣港に定期的に、台湾からの旅客船が立ち寄るためだそうです。
仲間同士の会話は中国語だけど、お店の人とは日本語で会話していて、
日本語もできる台湾の人たちでした。

美味しいゴーヤチャンプルでお腹いっぱいになり、本屋さんに寄って
また沖縄の植物の本を買い足しました。
それでもう、そろそろ空港へ向かう時間になりました。
のんびり旅もここまでで、空港からは連休の人混みでいっぱいです。

幸い大きな遅れもなく、石垣島から那覇へ向けて飛行機が飛び立ちました。
離陸して間もなく、美しい八重山の海が見えました。
石垣島・白保海岸の辺りです。
siraho05/05/16
着いた時に、うわあこの色、やっぱりすごい、と思った八重山の海です。
同じ海が、同じ青い青い色を見せて、今度は遠ざかっていきます。

しばらくすると、宮古島が見えてきました。
miyako05/05/16
下側が宮古島の北西の端で、上側の池間島に向かって、
”池間大橋”が繋がっているのがうっすらと見えます。

飛行機が雲の上に出たと思ったら、きらっと虹が見えました。
rainbow05/05/16
実際は写真よりはっきり見えていて、とてもきれいでした。

雲の様子も刻々と変化して、窓から目が離せません。
sun05/05/16
雲の縁が輝き、太陽の光がこぼれ落ちてきます。

やがて太陽は夕日の色に変わりました。
sunshine05/05/16
雲の下遠くに、海もオレンジ色に染まって輝いています。
ふわっと温かいこの色を見ていたら、胸がいっぱいになりました。

沖縄・西表島は自然も大好きですが、毎年この時期に行くのは、
同じ宿で毎年会うメンバーがいる、ということもあります。
1年ぶりに会って、久しぶり〜元気?なんて言いながら、
すぐに前回の続きのように、お互いくつろいで話せるのです。
宿の人や近所の人も交えて、飲んだり食べたりしゃべったり、
時に何もせずぼーっとしていても、居心地良く過ごせます。
今年も楽しいGWを過ごしたけど、もう帰るんだな、と
夕日に染まる空と海を見ながら、ちょっと寂しくなりました。
でもきっと、来年もまたみんな元気で会える。
自分も元気に、また来るんだ、と強く思いました。

飛行機は、那覇から羽田行きに乗り継ぎです。
乗って出発を待っていると、窓の外に懐かしいデザインの機体が見えました。
昔の”南西航空”のペイントを復活させた、”SWALジェット”です。
airplane05/05/16
今はJTA(日本トランスオーシャン航空)となりJALグループに入っていますが、
私が沖縄に行き始めた頃はまだ”南西航空”でした。
沖縄の島々を結ぶ便が中心の航空会社で、このオレンジ色のラインが懐かしいです。
(1978年から1993年までこのペイントで飛んでいたそうです)
旧石垣空港の閉鎖と新石垣空港開港を記念した復活ペイントで、
2013年から5年間の予定で就航しているそうです。
でも私が目にしたのは、今回が初めてでした。
椎名誠が監督した映画「うみ・そら・さんごのいいつたえ」でも
主人公の少女が母の故郷・石垣島に着いた冒頭シーンで、
この南西航空の機体が出てきたのを思い出しました。

さて、2016年GWの沖縄編の記事は、今日で終わりにします。
4月末から1ヶ月余り、沖縄編にお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日からまた、今年3月のバリ島編の続きを再開します。
バリ島編も、引き続きよろしくお願いします。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

<沖縄編>帰る日、真夏のような空/西表島(2016年5月)

gokurakuchouka1-05/05/16
こんにちは。今年GWの沖縄・西表島の旅のことを書いています。
帰る日の5月5日、午前中に荷造りと送る手配を何とか済ませ、
午後の船までにまだ少し時間があったので、夫と散歩しました。
いつも夕方歩く散歩道の景色や花々も、強い日差しに輝き、
空も真夏のようです。

ゴクラクチョウカ(ストレチア)は、この道沿いで数輪咲いて、
毎日見るのが楽しみでした。
gokurakuchouka2-05/05/16
まだしゃんとしているけれど、よく見るとオレンジ色の苞の部分が
少ししおれてきています。

西表島に着いた4月29日のこの花は、こんな感じでした。
gokurakuchouka3-29/04/16
比べて見ると、この時はまだ咲き始めだったのだと思います。
1週間ずっと咲き続けてくれていました。

テッポウユリも、この1週間で急に暑くなって、
つぼみを次々と開かせていました。
teppouyuri-05/05/16
前日の夕方で見納めかと思ったけれど、また会えて嬉しかったです。

咲ききったお花は、花びらがくるんと反り返っています。
teppouyuri2-05/05/16
すっと伸びた少女のうなじのようで、清々しい美しさです。

斜面の茂みで、いつの間にかノボタンのつぼみがふくらんでいます。
nobotan1-05/05/16
テッポウユリの花が終わる頃、入れ替わりで咲き出しそうです。

ノボタンのつぼみも、1週間前にはまだ小さく目立ちませんでした。
nobotan2-29/04/16
この葉脈と葉の形が特徴的で、ノボタンとわかりました。

ノボタンは、今は茂みに埋もれているけれど、ピンク色の花が咲くと目立ちます。
nobotan3-05/05/16
写真で真ん中あたりにノボタンが2株見えます。
こうして野生のノボタンが見られるのは、日本では奄美大島より南の島々だけです。

つぼみに、テントウムシがくっついていました。
nobotan4-05/05/16
これから、虫たちもどんどん増える季節です。

この花、ゲットウにしては、花が垂れていない・・・と気になっていましたが、
調べたら「クマタケラン」とわかりました。
kumatakeran05/05/16
ゲットウと同じ仲間(ショウガ科花ミョウガ属)ですが、
花穂が斜め上に伸びるのが特徴です。
一つ一つの花も、ゲットウよりやや小ぶりで花びらも薄い感じ、
中の色合いも似ていますが、よく見るといくぶん地味めです。

クマタケランのすぐ向かいに、ゲットウも咲いていました。
gettou1-05/05/16
ゲットウはこんなふうに、花穂が垂れています。

またゲットウの花は、花の中が派手な感じです。
gettou2-30/04/16
これは別の場所で撮ったものですが、黄色がよりくっきりして見えます。

クマタケランと似たものに、アオノクマタケランもあります。
これもゲットウ、クマタケランと同じショウガ科ハナミョウガ属です。
aonokumatakeran01/05/16
これはマングローブ観察林の近くで撮った写真ですが、
花穂がまっすぐ上向きに伸び、花もクマタケランよりさらに小さめで、
色は全体に白っぽい感じです。
葉も広く、ゲットウやクマタケランより柔らかいです。

クマタケラン、アオノクマタケラン、ゲットウはともに沖縄の島々に自生しています。
今回西表島で、3つとも花を見ることができました。
お餅を包むのでよく使われるのはゲットウですが、
クマタケランやアオノクマタケランも同じように使われるそうです。
3つの中ではゲットウが一番香りが強く、後の2つは香りが淡いそうですが、
いずれも抗菌作用があるとのことです。

暑くて汗だくになったけれど、毎日夫と夕方散歩して見慣れた景色と花々、
帰る前にまた会えて良かったです。
午前中荷物を出すのにバタバタして、遠出はできなかったけれど、
これでかえって良かったかも、と思いました。

この日の朝、宿の庭にある水鉢に、何と熱帯スイレンが咲いていました。
nettaisuiren2-05/05/16
前日まではつぼみでしたが、ついに咲き始めたのです。

昼の散歩から帰ってくると、この花がいっそう開いていました。
nettaisuiren2-05/05/16
バリ島で見慣れた熱帯スイレンですが、西表島でも咲くのが見られて、
何だか元気が出てきました。

よし、また来るぞ!その日まで、みんな元気でね、と思いながら、
手荷物をまとめて港へ向かいました。
西表島から石垣島への船は満員状態でしたが、幸い揺れはそれほどでもなく、
順調に石垣島に着きました。

明日は、石垣島と帰りの機内から見た景色のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

 ※植物については、Wikipediaの他、次のサイトを参考にしています。
   「農園だより」より「アオノクマタケラン」
      http://papaya.ti-da.net/c128643.html

<沖縄編>島に咲く花々/西表島(2016年5月)

taiwanrengyouy1-05/05/16
こんにちは。今年GWの沖縄・西表島の旅のことを書いています。
帰る日の5月5日は曇り空の朝で、いつも通り散歩すると、
民家の生垣にタイワンレンギョウ(デュランタ)の花が美しく咲いていました。
これは栽培される品種の中でも代表的な、”デュランタ・タカラヅカ”で、
紫色の花びらに白の縁取りがきれいです。
(タカラジェンヌが正装した袴姿を連想させることから名付けられたそうです。)

タイワンレンギョウはクマツヅラ科の低木で、南アメリカ原産です。
沖縄ではこうして生垣に使うことも多いようです。
taiwanrengyou2-05/05/16
バリ島でも、ガーデンに植えられたのをよく見かけます。

花だけでなく、オレンジ色のころころした実も可愛いです。
taiwanrengyou3-05/05/16
実もきれいなので、長く楽しめていいなと思います。

ランタナ(シチヘンゲ)もたくさん咲き乱れていました。
sichihenge1-05/05/16
これもクマツヅラ科の低木で、熱帯アメリカ原産です。
沖縄でも、バリ島でもよく見かけます。

ランタナも、早くも実をつけていました。
sichihenge2-05/05/16
最初緑色の実は、だんだん黒く熟してきます。

熟しきって、しおれかけた実もありました。
sichihenge3-05/05/16
島の季節は、どんどん進んでいくようです。

道端に、ヤンバルアカメガシワの木から花穂が伸びていました。
yanbaruakamegasiwa05/05/16
本土でも見るアカメガシワと樹形は似ていますが、葉にギザギザがあるのが特徴で、
花もちょっと違う感じです。
西表島には普通のアカメガシワとヤンバルアカメガシワ、両方が自生しています。

朝の散歩道は、牛の放牧地脇を通ります。
朝はいつも、牛が柵近くまで来て、餌を食んでいます。
usi05/05/16
通りかかると、子牛も一緒に、きょとんとこちらを見ていました。
来年には、この子も大きくなっているのかな、なんて思いました。

牧草地の脇に、黒っぽく目立つ花がありました。
クロバナツルアズキです。
kurobanatsuruazuki05/05/16
北米(フロリダ)原産で、日本では沖縄で帰化植物として見られます。
何とこの抽出エキスには、お肌の保湿や弾力を高める効果があるらしく、
シワを目立たなくする、と注目されているそうです。
オーストラリアなど温暖な地域では栽培されているようですが、
そのうち沖縄でも栽培する人が出てくるかもしれません。

さて、夕方はいつも、別の道を夫と散歩していました。
前日の5月4日、これで夕方の散歩も今回最後だね〜と言いながら歩きました。
テッポウユリは、日ごとに見事に咲いてきていました。
teppouyuri3-05/05/16

島に着いた日の夕方は、まだつぼみの方が多かったのです。
これは4月29日の、同じ場所のテッポウユリです。
teppouyuri1-29/04/16

5月1日には、少しずつ開いてきていました。
teppouyuri2-01/05/16
毎日、ここを通るのを楽しみに歩いていました。

歩道植え込みのグラジオラスも、滞在中にどんどん咲きそろってきました。
gurajiorasu05/05/16
毎日同じ道を歩いても、少しずつ変化していくのが楽しかったです。

さて、帰る日の5月5日は、午前中に荷造りして宅配に出し、
その後船の時間まで、どこかちょっと出かけよう、なんて話していました。
ところが、いつもゆうパックを出していた港近くのスーパーが、
何と昨年8月から、ゆうパックの取り扱いをやめてしまっていたのです。
そのことをスーパーに行ってから知り、慌ててしまいました。
この日は祝日で、郵便局まで車を走らせても、窓口はやっていません。
ヤマト宅急便、と思っても、扱う店は港からは離れた場所です。
それに沖縄の離島から荷物を送る場合、ヤマトの方が1日余分にかかります。
もともと郵便局は沖縄のどんな離島でも荷物を送れ、扱いも丁寧で良かったのですが、
今回西表島(西部)では、休日でもゆうパックを発送できる店がなくなったのです。
結局宿の人にお願いして、後で荷物を取りに来てもらうことにしましたが、
何だかんだとバタバタして、遠出する時間はなくなってしまいました。
それで、夕方に散歩していた道を、帰る前にもう一度歩くことにしました。
晴れていて暑かったけれど、いつも夕方見ていた景色は、
昼間の光の中ではまた違った感じに見えました。

明日は、帰る前の散歩のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

 ※植物については、Wikipediaの他、次のサイトを参考にしています。
   「horti〜[ホルティ]生活を彩ろう。」より「デュランタ(タイワンレンギョウ)の花言葉と育て方とは?」
        https://horti.jp/7240
   「健康美容EXPO」より「保湿成分ならクロバナツルアズキ抽出液」
        http://www.e-expo.net/materials/016293/0006/

<沖縄編>夕方の浦内川/西表島(2016年5月)

urauchigawa1-04/05/16
こんにちは。今年GWの沖縄・西表島の旅のことを書いています。
帰る前日の5月4日夕方、どうしてもまた浦内川の景色が見たくなりました。
浦内川の河口付近には橋がかかり、そのたもとに展望台があるので、
そこに車を止めて、橋の上を歩いて往復しました。
潮は満ち潮に向かってゆっくり満ちている時間帯で、河口付近のマングローブも、
木立の中に水がかなり入ってきていました。
河口付近は、海の潮の満ち引きでだいぶ水位が変わるので、
干潮の時は、マングローブの根元にもほとんど水がない状態です。

橋を渡っていくと、川が自分の下を流れていくので、
浦内川の大きさ、流れの速さを実感します。
urauchigawa2-04/05/16
これは橋から上流の山側を見たところです。
上流には滝があり、深い深い山に続いています。

川を遡る遊覧船はもうおしまいの時刻でしたが、
カヌーで遊んでいる人がまだいました。
urauchigawa3-04/05/16
やや右寄りにポツリと1隻、小さく写っています。
西表島には渓流のような川もあれば浦内川のような川もありますが、
こんな大河の上に浮かぶのも面白そうです。

橋はこんな感じで、歩道がないので車に気をつけて歩きます。
urauchigawa4-04/05/16
時々、ここから釣竿を垂らす地元のおじさんも見かけます。
写真だと左手が海に注ぐ下流側になります。

下流側にも広大なマングローブが広がります。
urauchigawa5-04/05/16
この眺めには、いつも「日本じゃないみたい」と思います。
ゆったり流れる大河の中に、ぽつぽつとマングローブの木々が並び、
ほんとに不思議な風景です。

この辺りのマングローブに多いのは、ヤエヤマヒルギです。
urauchigawa6-04/05/16
タコの足のようにたくさん出た支柱根が、幹を支えています。
支柱根は呼吸根でもあり、湿地の土中には酸素が少ないため、
ここで呼吸して酸素を補っているそうです。

こんな川の中、しかも海水が混ざって行き来する中で、
倒れることも枯れることもなく育つのは、すごい仕組みです。
urauchigawa7-04/05/16
森の中に水が満ちている様子も、橋の上からよく見えます。

浦内川の河口方向を見渡します。
urauchigawa8-04/05/16
川は大きくカーブし、この先で海に注ぎ込んでいます。
雄大な浦内川の眺めには心がのびのびしてきます。
でも、帰る前日の夕方とあって、ちょっと切ない気持ちでもありました。
2年前、やはり夕方ここにきた時、3人連れの女子が橋の上を歩いてたのですが、
「ずっと楽しみにしてたのに、もう帰っちゃうんだね」と話してるのが聞こえました。
ああ、あの子たちも同じ気持ちなんだな、なんてその時思ったものでした。
ここを歩くと、日常にない雄大な眺めが、そんな気持ちにさせるのかもしれません。

川岸から少し上がった乾いた場所には、オキナワキョウチクトウの木が
白い花をたくさんつけていました。
urauchigawa9-04/05/16
海岸近くや川岸に自生する木ですが、花が美しいので街路樹などにも使われます。
ただ、枝などを切ると出る白い樹液が有毒で、目に触れると腫れるという意味で
「ミフクラギ(目が腫れる木、ミーフックワーとも)」の別名(方言名)があります。

ゆったりとした大河、広大なマングローブ、また元気で来るんだ!と思いながら、
一旦宿に戻り、近くに散歩に出ました。
明日は、夕方の散歩のことなどを書きます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

<沖縄編>街角の花、海岸の花/西表島(2016年5月)

banjirou04/05/16
こんにちは。今年GWの沖縄・西表島の旅のことを書いています。
帰る前日の5月4日、朝は曇りで湿気がありましたが、風が吹いて涼しく、
いつものように散歩しました。
途中で、グァバの木に白い花が咲いているのに気づきました。
数日前にはもうしおれかけた花しかなかったのですが、
あれからまた新しく咲いたんだな、と嬉しくなりました。
白い花に、たっぷりの白いおしべが清々しい雰囲気です。

街路樹のフクギは、数日前まで固いつぼみばかりだったのに、
一部花が咲き始めています。
fukugi04/05/16
花の中は、何だか不思議な形をしています。

次第に日が差してきて、テイキンザクラ(ナンヨウザクラ)の明るい色が
いっそう鮮やかでした。
teikinzakura04/05/16
花は2〜3cmくらいでそれほど大きくないのですが、
はっきりしたピンク色がパッと目立ちます。

足元の植え込みでは、メキシコハナヤナギがたくさん咲いています。
ミソハギ科の低木で、枝が横に這うように伸びます。
mekisikohanayanagi04/05/16
1cmほどの小さな花ですが、少し縮れた花びらが可愛く、優しい色合いです。
名前の通りメキシコ原産で、クフェアとも呼ばれます。

夏の花壇の定番・ニチニチソウも、白やピンクの花を咲かせています。
nichinichisou04/05/16
5月の沖縄は、街角も既に夏の花々でいっぱいだなと思いました。

民家脇の草地に、ぱっと目立つ紫色の花がありました。
ケブカルイラソウです。
kebukaruirasou04/05/16
熱帯アメリカ原産ですが、沖縄では観賞用のものが野生化しています。

朝の散歩を終えて戻ると、この日は同じ宿の人が何人か、
もうチェックアウトして帰るところでした。
5月連休も終わりに近づき、自分たちも翌日昼過ぎには島を出るので、
ちょっと寂しい気持ちになってきました。
そうだ、今日のうちに砂浜を散歩しよう、と思い立ちました。
今回まだ、砂浜を歩いていなかったのです。
beach1-04/05/16
岩礁の近くまで歩きました。

真夏にはもっとまぶしく白く見える砂浜ですが、この時期はどこか
セピアがかった色に見えます。
beach2-04/05/16

岩礁を見上げると、シママンネングサが花をつけていました。
simamannengusa04/05/16
シママンネングサはベンケイソウ科で、全体が多肉質です。
国内では沖縄各島や九州南部、奄美諸島で海岸の岩場に生えますが、
近年は護岸工事などで数が激減しているそうです。
環境省レッドリストでも、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

岩礁の下の浅場は穏やかで、じっと見ていると時々、
カニや小さな魚などが見つかります。
beach3-04/05/16
こんなところをのんびり眺めるのが大好きです。

海岸に沿って所々、モンパノキが茂っています。
beach4-04/05/16
バリ島では大木になるモンパノキですが、沖縄の海岸で見かけるのは
2〜3mくらいの高さのものが多く、枝も這うように低く広がります。
この樹形なら、沖縄の台風の雨風にも耐えられるのでしょう。

昼過ぎに、祖納集落の郵便局に行きました。
郵便局の先には、古くからの集落の家並みが続いています。
sonai1-04/05/16
右奥に、石垣とフクギの立派な屋敷林が続きます。
手前のヤシ並木はヤエヤマヤシで、西表島・石垣島のみで見られる固有種です。
ここのは植えられたものですが、干立地区の山には自生地があり、
天然保護地域となっています。

祖納の郵便局の向かいには、気象庁の旧西表島測候所があります。
右側の平屋の建物がそれです。
sonai2-04/05/16
私が西表島に来始めた頃は、職員が常駐して観測してたのですが、
2002年から無人化し、”西表島特別地域気象観測所”と名前を変えました。
無人でも機器による観測は行われているので、機器チェック等で
職員は時々来ているようです。
今は穏やかな5月の空ですが、6月を過ぎるとそろそろ台風の季節で、
大きな台風の時には、最大瞬間風速で60mを超えることもあります。
台風の被害も大きい沖縄の島々では、気象観測もとても重要と思います。

この日はランチするつもりだったお店が閉まっていたり、
別の店は混んでたりして、結局買ったパンで簡単にお昼をすませました。
お昼に時間をかけるより、島の自然を味わいたい、そんな気分だったので、
午後はまたマングローブ観察林に行き、その後浦内川を見に行きました。
明日は浦内川のことなどを書きます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

 ※植物については、Wikipediaの他、以下の本を参考にしています。
   「与那国島の植物」与那国町教育委員会
   「花ごよみ 亜熱帯沖縄の花」アクアコーラル企画
   「沖縄の都市緑化植物図鑑」海洋博覧会記念公園管理財団 新星出版
   「奄美の絶滅危惧植物」山下弘著 南方新社
プロフィール

里花

Author:里花
花々と緑あふれる大好きなバリ島に、17年ほど前から通い続けています。
神々への感謝と祈りとして芸能を捧げるこの島で、ここ数年の滞在中は伝統音楽ガムランの楽器グンデル・ワヤン(上写真)を習っています。
現在東京在住ですが、近いうちバリ島に住むつもりでいます。

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