曇りの朝のオオハマボウ<2017年8月>

morning7-04/08/17
こんにちは。今年8月のバリ島滞在、4日目朝の続きです。
遊歩道沿いに低く枝を伸ばしたオオハマボウの木があり、
この朝は可愛い黄色の花が咲き始めていました。
いつもは高い枝に咲いていることが多いのですが、この高さなので、
間近に花が見えました。
曇り空の風景に、明るいランプが灯ったみたいに見えます。

いつも見上げて眺めるオオハマボウの花、見下ろしてみると
花びらの根元、ガクの辺りは赤い色だなと気づきました。
morning6-04/08/17
開いた花を下から見ると、奥にこの赤い色が見えるのですが、
外側からこんなふうに見たのは初めてでした。
よく見る花も、見る角度でまた違う美しさがあるなと思いました。

オオミフクラギは、丸い実がたくさんついていました。
morning5-04/08/17
この実は有毒なので、眺めるだけです。

遊歩道のかなり北の突堤では、先の方に何か看板が作られてました。
morning12-04/08/17
"traveloka”というインドネシアの旅行会社の広告?みたいです。
数日後にフェスティバルがあったので、スポンサーか協賛だったのでしょうか。
海辺に何箇所かある突堤、時々こんなふうに、唐突に看板などができてます。

この突堤のたもとには、ゴバンノアシの木があります。
花や実がなくても、この大きな葉が特徴的で、そうとわかります。
morning11-04/08/17
一本の木でかなり広く影ができ、何人もの人がその木陰でくつろいでいます。
ところで、木の下の男性はマスクをしていますが、バイクに乗る時、
こうしたマスクをしている人も最近多く見かけます。
車やバイクが増えて道もよく渋滞しているので、特にバイクだと
排気ガスや埃がかなり辛いのでしょうね。

この突堤より北側には、近隣の島へ行くスピードボートがたくさん停泊しています。
morning10-04/08/17
桟橋などがなく、浜から直接ボートに乗り込むので、こんなふうに満ち潮の時や、
波が荒い時はちょっと大変そうです。

明日もこの朝の続きを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!

甥っ子くんが見せてくれた、中庭の花や薬草<2017年8月>

flowers8-03/08/17
こんにちは。今年8月のバリ島滞在、3日目の師匠宅の続きです。
待ち時間、ちょっと退屈そうな私に気づいたのか、師匠の甥っ子くん(幼稚園生)が、
こっちこっち〜と手招きして、中庭のお花見物につきあってくれました。
家寺の中には、Soka(ソカ=和名サンタンカ)の花がきれいに咲いています。
サロンも巻いてないし躊躇したのですが、甥っ子くんが「こっちで写真撮りなよ」と
手招きしてくれたので、お言葉に甘えて家寺にお邪魔しました。
祠の後ろで、赤い花がたっぷり咲いて見事です。

すぐ横にはSandat(サンダット=一般名イランイラン)の花も咲いています。
flowers7-03/08/17
お供えや、儀礼の髪飾りに使われる香りのよい花です。
民家で栽培するのは、背が高くならない矮性のチャボイランイランが多いようです。
(普通のイランイランだと、高さ20mくらいにまで育ちます)

地面にはたくさん、ツボクサが生えています。
flowers9-03/08/17
バリではこの葉をdaun piduhと呼び、抗炎症作用、鎮痛作用、利尿作用などがあり、
すぐれた薬用植物の一つです。
以前師匠にその話を聞いていたのですが、この時甥っ子くんも、
「この葉、薬に使うんだよ」と言います。
おお、おチビなのに知ってるんだ、すごい!と思いました。
甥っ子くんはよく中庭で、凧作りや家寺の補修をするおじいちゃんにくっついてるので、
おじいちゃん(つまり師匠のお父様)に植物の話を聞いたのかもしれません。

そして、これは”daun base(ダウン・バセ)”、これもobat(薬)だよと、
他の植物に絡んだつるから見つけてくれました。
バリではバセ、インドネシア語ではシリーと呼びます。
flowers12-03/08/17
この葉も薬用として使える範囲が広く、鎮痛、咳、不眠にも良いのだそうです。
でも一番よく使われるのは、これにビンロウというヤシの赤い実を石灰とともに巻き、
噛みタバコのようにする嗜好品です。
軽い酩酊作用があるそうで、宗教儀式にも古く使われてきた他、
歯痛にも効き、歯が丈夫になるというので愛好する人も昔は多かったようです。
今でも儀式の時にはそれを客人に勧めたり、供物に載せたりするようです。

頭の上にはlelegundi(リリグンディ=ミツバハマゴウ)の実がなってました。
flowers11-03/08/17
これも薬用になる他、すーっとした芳香があり、蚊よけに使います。
葉をもんで肌につけてもいいのですが、枝葉をいぶした煙で蚊を追いやることも
農村地帯ではよく行うそうです。
この枝葉を燻して蚊よけにするのは、沖縄・西表島でも実際にやっているのを見たので、
バリと同じだ!と驚いたのを思い出します。

暇つぶしの中庭散歩に、思いがけず甥っ子くんが付き合ってくれて、
しかも植物のことを教えてくれて、楽しく遊んでもらっちゃいました。
私がよく写真を撮ったり、師匠に聞いたりしていたので、この人草花に興味あるんだな、
と前からわかっていたのでしょう。
甥っ子くんも植物に興味があって楽しそうなので、私も嬉しくなりました。
男の子でも、きっと心優しい繊細な子なんだと思います。
どちらかというと夫によく懐いて一緒に遊んだりしてたのですが、この日以来、
何か見つけると私を呼んでくれたりして、私も前より親しくなれました。
将来、お花や植物の話が色々できそうで、楽しみです。

他の子のレッスンが終わったら、また練習できるかなと思ったけど、
もう夕方になってしまい、この日はそのまま終了でした。
もう少し練習はしたかったけど、甥っ子くんのおかげで待ち時間も楽しく過ごせました。
家族みんなに、気を使って良くしてもらっていて、本当にありがたいです。

明日は、この日の夕飯のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!

ティガ・カンチュの花<20178月>

flowers5-03/08/17
こんにちは。今年8月のバリ島滞在、3日目の続きです。
師匠宅で他の子がレッスン中の待ち時間、中庭の花々をぶらぶら眺めました。
同じ敷地内に住む弟さんの子供、つまり師匠の甥っ子くん(幼稚園生)が
こっちこっち、と手招きするので行ってみると、ティガ・カンチュの花が咲いてました。
ティガ・カンチュは材をナイフの柄などにする木で、黄色い花が咲くと聞いてたけど、
実際にこの花を見たのは初めてでした。
ティガ・カンチュはマメ科のソシンカの仲間で、和名はキバナモクワンジュです。
ソシンカの仲間は、ピンクや赤の細長い花をつける木がよく植えられてますが、
バリにもともとあるのはこの黄花の種類だけだそうです。

甥っ子くんが教えてくれなかったら、この花に気づかないところでした。
flowers10-03/08/17
この木は鉢植えなのですが、よく見ると枝のあちこちに花や蕾がついてました。
葉もハート形っぽくて可愛いです。

豆のさやになった実も、いくつかありました。
flowers6-03/08/17
この時はまだ若い実ですが、もう少しさやが長く大きくなります。
滞在中次々と花を咲かせ、豆の実もだんだんぶらぶらと目立ってきてました。

門の近くには、ピンク色のプセウデランセマムが咲いていました。
flowers3-03/08/17
プセウデランセマムはキツネノマゴ科の低木で、よく見るのは白花の品種ですが、
このピンク色の品種は葉も赤紫色を帯び、花のない季節でも華やかに見えます。

そのそばにはアデニウムが咲いていて、赤白の花びらがきれいでした。
flowers4-03/08/17
アデニウムの花色もバリエーションが豊かですが、これは赤と白の色合いが
ちょうどインドネシア国旗みたい、なんて思いました。

明日もこの続きを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!

ナガミハマナタマメ(長実浜鉈豆)の花<2017年8月>

morning2-03/08/17
こんにちは。今年8月のバリ島滞在のことを書いています。
3日目の朝、7時頃から遊歩道を散歩しました。
風が強く、じっとしていると肌寒いほどです。
砂浜に群生する植物の中で、この朝、ナガミハマナタマメの花を見つけました。
葉を見ると、ナガミハマナタマメとグンバイヒルガオが混ざっていますが、
この時咲いていたのはナガミハマナタマメ(長実浜鉈豆)ばかりでした。

ナガミハマナタマメの葉は、こんな感じの三出葉(3枚セットの葉)です。
morning4-03/08/17
同じ仲間のハマナタマメに比べ、先が丸くてやや厚いようです。
私は学生時代、研究室の植物調査で小笠原諸島に行った時、
グンバイヒルガオとハマナタマメを知り、セットで名前を覚えていました。
これも最初”ハマナタマメ”かなと思ったのですが、熱帯に広く分布しているのは
長い実がつく”ナガミハマナタマメ”のようです。
実をちゃんと確認しなかったけど、バリ島は熱帯だし、きっとそっちだね、と思い、
ナガミハマナタマメということにしました。

いつも海辺や遊歩道を散歩して、グンバイヒルガオの花はよく見るのですが、
ナガミハマナタマメの花を見たことがありませんでした。
今までも、気づかなかっただけかもしれません。
morning3-03/08/17
花はピンクでグンバイヒルガオの色に似てるけど、形は全然違い、
やっぱりマメ科っぽい形をしています。
クモの巣に絡みついて、黒く小さな種が見えますが、
豆のさやからこぼれたものでしょう。
この種も、海流にのって運ばれる海流散布種だそうです。

遊歩道途中のロータリーで、以前から生えている草bayam(バヤム)が
ずいぶん成長していました。
morning6-03/08/17
bayamは日本にも生える野草で、ヒユナ、ジャワホウレンソウなどとも呼ばれます。
バリ島では野菜としてよく使われる他、薬草にもなり、
bayam入りのシャンプーなどもあります。
※昨年8月に同じ場所で見たときの記事はこちら→「ワルンで見た日の出」

1、2日目は朝バタバタしていたので、3日目のこの日になって、
ようやく浜辺のワルンで朝のコピを飲みました。
morning5-03/08/17
ワルンのおじちゃん、おばちゃんも覚えててくれたようで、
挨拶すると、「いつ来たの〜?」と聞いてくれました。
ああ帰ってきた、と思える時間がまた一つ増えて、ほっとした朝でした。
今回はこのコカコーラのマグで出してくれることが多かったです。

ココヤシの葉が大きく風に揺れ、リーフエッジではかなり波が立っています。
morning1-03/08/17
曇り空の、静かな朝の海辺でした。

明日もこの朝の続きを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!

キフ(黄斑)タコノキ<2017年3月>

morning22-31/03/17
こんにちは。今年3月のバリ島滞在、3月31日朝の続きです。
浜辺や遊歩道沿いではタコノキやその仲間をよく見かけます。
タコノキは、熱帯に約140種が分布する樹木で、大きさは種類により様々です。
この朝浜辺で見かけたのは、葉に黄色い筋が入るキフ(黄斑)タコノキで、
あまり背が高くならず、明るい雰囲気の葉がきれいです。
タコノキの仲間は、アダンなど葉の縁に棘があるものもありますが、
このキフタコノキは葉に棘がなく、途中から枝垂れた葉が柔らかい雰囲気です。
葉だけ見ると、斑入りのニューサイランにも似ていますが、
気根が出た幹が見えるので、れっきとした低木です。
気根が地面にしっかり食い込むので、砂質の土壌でも倒れにくく、
熱帯や亜熱帯では、防風・防潮のために植栽されることも多いようです。

午前7時近くなり、ビーチのパラソルも開いていました。
morning20-31/03/17
夕方から夜には閉じられるこのパラソルが、朝には一斉に開き、
ホテルやビーチクラブのゲストを待っています。

朝早くにはよく見えたアグン山も、次第に霞んできていました。
morning21-31/03/17
新月から3日後で、潮はまだ大潮、干潮時には浅瀬の海草が
かなり露出して見えています。

前年8月の滞在時、まだ工事中だったお寺の門は既に出来上がり、
両脇に像が従えられています。
morning17-31/03/17
できてまだ1年も経っていないのですが、既に苔むした感じで、
古びていくのも早い気がします。

こちらは素材が違うのか、あるいは毎日磨いているのか、
まだピカピカ、遊歩道沿いのレストラン前にある像です。
morning18-31/03/17
漁師のポーズに、やたらに大きい魚もひょうきんな感じです。
いつも散歩中に見るロータリーの”漁師の像”とはまるで違う姿ですが、
これはこれで、見慣れてしまうと親しみを感じます。

浜辺に置かれた伝統船ジュクンの向こうに、アグン山がぼんやり見えています。
morning19-31/03/17
モモタマナの大木が、優しい木陰を落としています。

この日は午前中からレッスンだったので、散歩はこのくらいにして戻りました。
明日は師匠宅でのことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!

 ※植物については、次のサイトを参考にしています。
   「ヤサシイエンゲイ」より「タコノキ(パンダヌス)とは」

プロフィール

里花

Author:里花
花々と緑あふれる大好きなバリ島に、18年ほど前から通い続けています。
神々への感謝と祈りとして芸能を捧げるこの島で、ここ数年の滞在中は伝統音楽ガムランの楽器グンデル・ワヤン(上写真)を習っています。
現在東京在住ですが、近いうちバリ島に住みたいです。

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