つるに咲く花々<2017年1月>

morning7-03/01/17
こんにちは。年末年始のバリ島滞在のことを書いています。
1月3日も雨が降ったり止んだりだったが、朝は涼しくて、
日差しも強くないので遊歩道は散歩しやすかった。
あちこちの塀につる植物がからみ、可憐な花を咲かせている。
このクサトケイソウは、自然に生えて伸びてきたもののようだ。
それほど大きな花でなく、直径3〜4cmといったところだが、
複雑なのに整った感じの作りで、見つけると目を引かれる。

ブーゲンビレアもつる性の木なので、よく他の木と絡んで咲いている。
morning4-03/01/17
ここでは、自然にモンパノキと絡んでしまったようだ。
白っぽい幅広の葉はモンパノキで、ひものように細い穂状の小花が咲いている。
ブーゲンビレアの花は、ちょうど丸くかたまって咲き、リースみたいに見える。

ところで、先日プールサイドで見たピンクの花をアサヒカズラと書いたけど、
下の写真を今日になって見て、あ、あれは違ってた、と気づいた。
(先日のは名前がわからないので、後日また調べたいと思います)
こちらは間違いなくアサヒカズラで、遊歩道沿いの所々で見かける。
morning2-03/01/17
アサヒカズラはタデ科のつる性低木で、花はブーゲンビレア同様、
花びらに見えるのが”苞(ほう)”という部分だ。
葉は三角形からハート型で、少しシワっぽい感じなのが特徴だ。

アサヒカズラの花は小さいけど、色が目立つので、塀に垂れていても可愛い。
morning3-03/01/17
1つの花序に十数箇の花をつけ、その先が巻きひげになっている。
小さい花も愛らしいが、この巻きひげがまた可愛い。

時折ぱらっと雨が降ってはやみ、空と海は薄墨色の風景だ。
morning5-03/01/17
干潮の浅瀬で何かとっている人の姿があり、時折ゆらりと水紋ができる。

時折、雲間から気まぐれに朝の光がパッと差し込む。
morning6-03/01/17
刻々と変化する空と海を眺めて、歩き続けた。

明日も続きを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

プールサイドの花々<2017年1月>

morning10-02/01/17
こんにちは。年末年始のバリ島滞在、1月2日朝の続きです。
カプチーノで休憩をした後、もう少し歩いて、途中の大きなホテルで
プールサイドの花々を眺めた。
手前で群れ咲く紫色の花は、ヤナギバルイラソウだ。
ヤナギバルイラソウは草のように見えるが、キツネノマゴ科の低木で、
遊歩道沿いでもあちこちのガーデンなどに植えられている。
花だけでなく、シュッと細長い葉も柳のようで、見た目に涼やかだ。

コバノランタナは、バリでは年中咲いているけれど、
やはり暑い雨季の時期は元気いっぱいな気がする。
morning9-02/01/17
小さな花がまとまって咲き、可愛らしい。
コバノランタナはクマツヅラ科の低木で、通常のランタナとは別の種類だ。
名前通りランタナより葉が小さく匍匐性で、また花色は変化しない。
花は黄色のほか、ピンク系や白もある。

真っ赤な花が印象的なのは、テイキンザクラだ。
これはトウダイグサ科の低木で、ナンヨウザクラともいう。
morning8-02/01/17
花びらはツヤがあり厚めで透けないので、はっきりした赤色に見える。

愛らしいピンク色の花が、空を仰ぐように咲いている。
morning11-02/01/17
(※3/24追記:ごめんなさい!これアサヒカズラって書いてましたが、
どうも違うようなので、後日改めて調べて、わかったらまた訂正します)

ピンクの花をつけたつる性の木は、プールに垂れ下がるように植えられていた。
morning12-02/01/17
周りが緑や花々でいっぱいのプールは、いかにも南国という感じで、
私はとても好きだ。
このホテルはガーデンも広く、案外他で見かけない木も植わっていて、
時々寄り道して眺めさせてもらっている。

明日もこの朝の続きを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

木々と装花<2017年1月>

evening1-01/01/17
こんにちは。年末年始のバリ島滞在、1月1日の続きです。
夕方、花を眺めて散歩していると、同じような赤の花が2種類、
並んで咲いていた。
左がおなじみハイビスカス、右はサンタンカ(イクソラ)だ。
バリで、ハイビスカスはpucuk(プチュッ)、サンタンカはsoka(ソカ)と呼ばれる。
2つとも民家の庭にもよく植えられていて、師匠宅にもある。
それぞれ色も何色かあるけど、同じ赤のものが隣り合わせていて、面白かった。

午後遅くの太陽の光を受け、ジュプン(プルメリア)が輝くように咲いている。
evening2-01/01/17
葉先が尖ったルブラ種のジュプンは、花も小ぶりで、木に咲く姿は愛らしい。

それをお供えや飾り花に使うと、存在感がぐっと増す。
これはリゾートに飾られていた、飾り花の一つだ。
evening6-01/01/17
黄色味が強いジュプン、白のジュプン、下の方には赤いハイビスカス、
合間には青のアジサイや白のブーゲンビレアの花も見える。
上の方に見える緑の粒々は、オオゴチョウの花のつぼみだ。
房状の花なので、房の下の方には黄色や紅色の花が咲いているけれど、
このつぼみも、てっぺんのいいアクセントになってるなと思った。

別の飾り花は、花の取り合わせがまた違っていた。
evening5-01/01/17
ジュプンにアジサイ、白のブーゲンビレアに、ピンク色はアデニウムの花だ。
ブーゲンビレアは、花びらに見える部分が”苞(ほう)”で、
その中の筒状の部分が真花つまり実際の花だ。
この真花の部分は、こうして見るとカスミソウの花にちょっと似ているなと思った。

さて、こちらは葉っぱの付き方が独特の、ハナフカノキだ。
これは和名より英名の”アンブレラツリー”の方が、ピンとくる名前だなと思う。
afternoon6-01/01/17
花期になると、木のてっぺんに赤い花穂が何本か伸びてくる。
それがタコの足のようということで”オクトパスツリー”と言ったり、
花穂の形が”アンブレラ”なのだと言う説もある。
でも私は、この木を初めて見た時、下に”Umbrella Tree”と書いたプレートがあり、
なるほど、葉の付き方が傘に見える!と思ったので、そっちをいつもイメージする。
ハナフカノキはウコギ科の常緑高木で、この葉の付き方は掌状複葉といい、
7〜15枚程度の小葉が輪になって1セットとなっている。
原産地はオーストラリアからニューギニア、インドネシアとあり、
バリでもよくガーデンなどに植えられている。

明日もこの日の続きを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

 ※植物については、以下のサイトを参考にしています。
   「GKZ植物事典」より「ハナフカノキ」
      http://gkzplant2.ec-net.jp/mokuhon/syousai/hagyou/ha/hanahukanoki.html
   「シンガポール熱帯植物だより+あるふぁ」より「アンブレラツリー」 
      http://tropicalplant.air-nifty.com/top/2006/06/post_db6b.html
   「タイの植物チェンマイより」より「オクトパスツリー」
      http://tplant.web.fc2.com/3ukogi_okutopas.html

夕方の花散歩<2017年1月>

afternoon1-01/01/17
こんにちは。年末年始のバリ島滞在、1月1日の続きです。
午後から師匠宅でレッスンした後、戻ってまた夕方、軽く散歩をした。
あまり遠くまで行かず、花々や熱帯植物の元気な葉っぱたちを眺める。
日本でも観葉植物でおなじみのクロトンが、生き生きと大きく茂っている。
クロトンはトウダイグサ科の熱帯性常緑低木で、100を越す品種がある。
葉の形や色も様々なバリエーションがあり、園芸上は葉の形で系統分けされるそうだ。
”ヘンヨウボク(変葉木)”の和名もなるほどと思う。

見上げると、3種類のヤシの木が並んでいた。
afternoon2-01/01/17
奥で一番葉を広げてるのがココヤシだが、その手前は多分ヤマドリヤシ、
右側の葉が一番細かい感じのはダイオウヤシと思う。
ヤシもいろいろあって、海辺などで一番おなじみなのはココヤシだけど、
ガーデンなどでは別の種類もよく植えられていて、見比べると面白い。

オオゴチョウの木には、実がいくつもぶら下がっていた。
afternoon3-01/01/17
マメ科の熱帯性常緑小高木で、可愛らしい赤い花の後に、
こんなふうに豆の実ができる。

ブーゲンビレアの幹の途中に仕立てられ、大きく葉を広げるのは、
着生シダの一つ・シマオオタニワタリだ。
afternoon4-01/01/17
夕方の日差しに葉が透け、葉裏についた胞子の列が模様みたいに見える。
(この胞子列が葉の縁近くまで伸びるものは、同じ仲間でオオタニワタリという)

ぶらん、と垂れ下がる赤い花が目立つのは、ヘリコニア・ロストラタだ。
これもよく、ガーデンなどあちこちで植えられている。
afternoon5-01/01/17
昨日記事で紹介したヘリコニアと同じ仲間で、下向きに咲くタイプだ。
昨日の記事のヘリコニアと同じく、赤い部分は”苞(ほう)”で、その中に花がある。
この花茎は、つい触って重さを確かめたくなる。
花茎全体はけっこう重く、たいがいアリが花のところに来ている。
ヘリコニア・ロストラタの葉は、上の方に日に透けて見える大きな葉で、
花の周りに見えるのは、多分カンノンチクではないかと思う。

日が傾きつつある夕方、花散歩をするのもいいものだなと思った。
明日もこの続きを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!

 ※植物については、次のサイトを参考にしています。
   「ヤサシイエンゲイ」より「クロトンとは」
       http://www.yasashi.info/ku_00009.htm
   「三重県総合博物館」サイトより「オオタニワタリ」
       http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/82848046535.htm

   「えだるまの植物図鑑」より「ヤシ科(Aracaceae)」
       http://elflowers.exblog.jp/4328228/

ヘリコニアの花<2017年1月>

heliconia01/01/17
こんにちは。年末年始のバリ島滞在のことを書いています。
年が明けて2017年1月1日、前夜遅かったのでさすがに早起きできず、
午前8時頃起きて朝食をゆっくり食べた後、少し散歩して花々を眺めた。
こんな時は、一つ一つの花をじっくり眺めたくなる。
いかにも熱帯植物らしいヘリコニアは、あちこちで植えられている。
ヘリコニアは、かつてはバショウ科だったが、今はオウムバナ科と分類される。
品種がたくさんあり、花が垂れ下がるタイプもあるが、上を向いて咲くタイプは
こんなふうに花の中がよく見える。
赤い部分は花を包む”苞(ほう)”で、中に束になって見えるのが真花だ。
赤、白、緑の色合いがきれいだ。

ハイビスカスもたくさんの種類があり、花が垂れ下がって咲くものもある。
hibiscus01/01/17
長く伸びているのは雄しべと雌しべが合着した蕊注(ずいちゅう)で、
黄色っぽいのが雄しべ、先の方で五裂した赤いのが雌しべだ。
風が通ると、花がゆらゆらと揺れて可愛い。
ハイビスカスはアオイ科フヨウ属で、フヨウやムクゲ、モミジアオイやオオハマボウなど
同じ仲間で、同じような花の造りをしている。

花々を見て歩いたのは午前10時過ぎで、もう暑かったけれど、
サンユウカの清楚な白い花は、いつも目に涼しく感じる。
sanyuuka01/01/17
風車のような花びらが愛らしい。
サンユウカはキョウチクトウ科で、花は夜になると香るというが、
調べるといろいろで、あまり香らないものもあるらしい。
ここに咲いているものは、夜でもあまり香りを感じなかった。

ツンベルギアの花も涼しげだ。
ツネベルギアはキツネノマゴ科で、これもたくさん種類がある。
これは多分”ツンベルギア・エレクタ”という種類ではないかと思う。
thunbergia01/01/17
青紫色の花の中、奥の方が黄色になっている色合いも可愛い。
花の仲間としては全く違うけど、ちょっと朝顔を思わせる風情だ。

さて、滞在中の記事にも書いたが、散歩中、小鳥が飛んできて
近くの枝に止まり、写真に撮ることができた。
curcuk01/01/17
バリでcurcuk(チュルチュッ)と言われる鳥で、和名はメグロヒヨドリ、
日本のヒヨドリより小ぶりだけど、頭の感じなどは少し似ている。
curucukはそこらじゅうにたくさんいて、朝一番、日の出の少し前になると鳴き出し、
よく通る声なので、一斉に鳴くと目が覚めてしまうほどだ。
鳴き声は、普段は名前通りチュルチュッという感じで聞こえるが、
時々興奮すると、ピピピピ、とすごい大声で鳴くこともある。
普段の声は美しいので、よくこれを鳥かごに入れて飼っている人もいる。

元日の海辺は晴れて穏やかで、波打ち際では外国人の子供連れが遊んでいた。
beach01/01/17
年末年始の観光客のピークも元日までで、この後は少しずつ人が引けていく。
この日は午後からレッスンがあり、夕方帰ってからまた少し散歩した。

明日は、この日の午後のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
明日も良い一日でありますように!
プロフィール

里花

Author:里花
花々と緑あふれる大好きなバリ島に、17年ほど前から通い続けています。
神々への感謝と祈りとして芸能を捧げるこの島で、ここ数年の滞在中は伝統音楽ガムランの楽器グンデル・ワヤン(上写真)を習っています。
現在東京在住ですが、近いうちバリ島に住むつもりでいます。

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