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タナロット寺院の海辺<2017年8月>

tanahlot25-24/08/17
こんにちは。今年8月のバリ島滞在、8月24日に訪れたタナロット寺院の続きです。
少し高台にある参拝所でお祈りをしてから、海辺に降りて行きました。
海の神を祀るタナロット寺院の中心はこの岩の上にあり、
木立の中にメル(塔)などが見えています。
この寺院の歴史は古く、16世紀にジャワから渡って来た高僧ニラルタが、
この地を訪れ、「これぞ神々が降臨するにふさわしい場所」と言ったそうです。
そして、村人に寺院の建立を強く勧め、満潮時には孤島と化すこの場所に
寺院が作られたのだそうです。
バリ人にとっては重要な寺院の一つですが、美しい夕景スポットでもあります。
この時は着いたのが午後4時前で、夕日にはまだ間がありました。

寺院の下の岩のくぼみには、聖水が湧いています。
tanahlot15-24/08/17
ここではお布施をすれば誰でもお祈りができるので、
観光客も大勢集まってきています。

奥にいるマンクー(僧侶)が、聖水に浸したお米をおでこにつけてくれ、
耳にはジュプン(プルメリア)の花をさしてくれるんだそうです。
tanahlot16-24/08/17
並んでいる人の様子を見ると、ここは普段着で構わないようなので、
気軽にできる、簡単なお祈り体験という感じでもあります。
運転してきてくれたNさんも実はマンクーなので、
ここにいるマンクーと挨拶して、何か話をしてました。
Nさんは「さっき、向こうでもうお祈りしてきたから」と言って、
ここには並びませんでした。
この上の、寺院の中心部にはヒンドゥー教徒しか入れません。
私たちも、バリ人同様の正装をして参拝に来たわけですが、
この上の寺院中心部の境内には上がりませんでした。

聞いた話では、この聖水のところでお祈りをした人は、
途中までは上がっていいらしいです。
tanahlot18-24/08/17
手を広げて写真を撮ってもらってる女性がいますが、
多分この辺りまでということでしょう。
この先には柵があり、マンクーも一人いたので、それ以上は
観光客は上がれないようです。
それにしても、潮が引いたばかりでまだ足元はかなり水があり、
磯歩きという感じで気が抜けません。
そんな中で、みんな写真撮影に余念がありません。

ここはインド洋の波が直接打ちつけているので、結構波は荒く高いです。
tanahlot19-24/08/17
でもみんなどんどん海に近づいて、写真を撮っています。
事故とかないのかな、と心配になりましたが、
実際、中国人観光客が海に落ちたという事故が昨年あったそうです。

ちなみに、この波にさらされるので、長年の間に寺院の岸壁もかなり侵食されます。
数年前、日本の援助により、寺院の岸壁が修復されました。
その時、ディズニーランドの”ビッグサンダーマウンテン”を建造した時の技術が
使われたのだそうです。
日本の技術や援助が、バリヒンドゥーの聖地の一つを支えていると思うと、
何だか嬉しくなります。

さて、ここは夕日で有名なのですが、夕日をバックに寺院を眺めるには、
海辺より、少し高台の方がいいようです。
tanahlot14-24/08/17
この右奥の高台は展望台のようになっているらしく、
そこにたくさんの人がいました。
中には、この時間から夕日を待って場所取りの人もいるかもしれません。

もっと人気なのは、高台にあるカフェからの眺めです。
tanahlot17-24/08/17
この上は、階段を降りる前の参道方面です。
そこにカフェやワルンなどがあるらしく、
パラソルがずらりと並んでいます。
こういうところで、少し前から夕日待ちをする人も多いようです。

こちら側の岸壁の下には、有名な”聖なる蛇”がいました。
tanahlot22-24/08/17
師匠は最初素通りしたのですが、ちび娘が「ヘビ見たい、見たい!」と騒ぐので、
結局見ることにしました。

ここにいるのは、蛇と言ってもウミヘビです。
(あ、でも苦手な方は、写真スルーしてくださいね)
tanahlot20-24/08/17
こんなふうに、おじさんが一人座って、ライトを当てて見せてます。
ウミヘビは時々穴に入ってしまうので、そうするとこのおじさんが
素手で引っ張り出してきます。

出ている1匹の他に、穴の中にももう1匹姿が見えます。
tanahlot21-24/08/17
ウミヘビ自体は、バリの海で特に珍しいものではなく、
私がいつも散歩する遊歩道近くの海でも見たことがあります。
でもこれは、やはりタナロット寺院という聖地にいるウミヘビだから、
きっと特別なんでしょうね。
ちなみに、このヘビを見るのも有料です。
(師匠が払ってくれて、いくらだったかは不明です)
ちび娘も、しばらくじーっと見て、満足したようでした。

タナロット寺院のすぐそばに、リゾートホテルと有名なゴルフ場があります。
海辺から、そのゴルフコースが見えました。
tanahlo24t-24/08/17
丘の上に、いかにも手入れされた感じの芝生が見えるので、
すぐそうとわかりました。
ここは「パンパシフィック・ニルワナ・バリ・リゾート」内にあるゴルフ場で、
”ニルワナ・バリ・ゴルフクラブ”と言うそうです。
グレッグ・ノーマンの監修による設計で、バリ島一の名コースとも言われ、
かなりチャレンジングなコースだそうです。
ただし、2017年8月1日より改修のためクローズしており、
再オープンは2019年予定だそうです。
ということは、この日は既にクローズしてたんですね。

それにしても、想像以上に人が多く、またこの時間は暑くて、
かなりみんなくたびれてしまいました。
奥様も、途中から暑すぎて頭が痛い、と言って、
日陰に座って休んでいたほどです。
tanahlot23-24/08/17
ずっと、写真や映像でしか見たことがなかったタナロット寺院にこられて、
私ももう十分満足でした。
潮が引いた時間で、歩いて近づけたのもラッキーでした。
(満潮時だと完全に海の中で、近づけないのです)
足元に気をつけながら、階段まで戻って、再び参道を歩いて
駐車場まで戻りました。

明日は、帰り道の様子と夕飯のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!

 ※タナロット寺院については、次の本とサイトを参考にしています。
  本:「地球の歩き方 バリ島 2017~18」ダイヤモンド社
  サイト:「さおりんのドキドキバリ島日記」より「タナロット寺院とロックバーからのサンセットのはずが・・・」
  ※ニルワナ・バリ・ゴルフクラブについては、次のサイトを参考にしています。
   「バリ島.com」より「ニルワナバリゴルフ」


<21:50追記>
 昨日(11/25)から今日(11/26)にかけて、アグン山が数回再噴火したとのことです。
 昨日から今日、バリ島国際空港では国際線・国内線とも欠航便が出ていますが、空港は稼働しているそうです。
 また、今日午後、風下(西側)にあたる隣のロンボク島の空港は閉鎖されたそうです。
 詳しい記事を見たい方は、こちらにて→「時事ドットコム バリ島アグン山、再び噴火」朝日新聞デジタル バリ島で再噴火」
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タナロット寺院参拝へ<2017年8月>

tanahlot1-24/08/17
こんにちは。今年8月のバリ島滞在、8月24日の続きです。
ブサキ寺院参拝のあとお弁当を食べ、次はタナロット寺院へ向かいました。
キラキラの青空がまぶしく、いいお天気です。
晴れても、ブサキ寺院近辺は高原なので涼しいのですが、
タナロット寺院は海辺にあるので、車が山を下るにつれ、暑くなってきます。

ブサキ寺院から下っていく途中には、水田もあちこちにあります。
tanahlot3-24/08/17
緩やかな棚田になっていて、青々とした稲が並んでいます。

水田だけでなく、キャッサバ芋の畑も見かけました。
tanahlot2-24/08/17
手前に植わっているのがキャッサバ芋です。
インドネシアではsingkong(シンコン)と呼ばれ、芋だけでなく、
葉も野菜としてよく使われます。

ブサキ寺院はバリ島東部、タナロット寺院は中心部より西のタバナン地方にあり、
直線距離でも50kmほど離れています。
Nさんは、デンパサール市内を通ってタバナン方面に車を走らせました。
デンパサールの市街地を過ぎると、またのどかな風景が広がります。
途中で、ちょっと珍しいワルンを見つけました。
tanahlot4-24/08/17
” Lawar kambing(ラワール・カンビン=ヤギのラワール)”とあります。
ラワールは、肉の細切りとスパイス、血などを和えたもので、
祭事にも使われる伝統料理です。
私は豚と鶏のものしか食べたことがありません。
ヤギのラワールってどんなだろう・・・食べてみたいような、怖いようなです。

さて、ブサキ寺院から車で走ること約2時間半、ようやくタナロット寺院の
駐車場に着きました。
tanahlot6-24/08/17
ここが、駐車場に入るゲートです。

びっくりしたのは、駐車場にあるトイレがすごくきれいで、
しかも無料だったことです。
写真右側の、大きな看板の下にある建物がトイレです。
この看板を出している企業がスポンサーになってるのかもしれませんね。
tanahlot5-24/08/17
バリ島の観光地のトイレで、きれいなのに無料、というのは初めてで、
感激してほっとしました。
普通の洋式水洗で、確かペーパーもあったと思います。
他の観光地や寺院などでは、入るのがちょっとためらわれるようなトイレでも、
有料(といってもRp.2,000=約16円程度)が普通です。
ここは、日本の道の駅のような感覚でトイレが使える、それだけですごいです。

トイレを済ませ、寺院への参道を歩いていきます。
tanahlot8-24/08/17
木陰が気持ちよく、歩きやすい道です。
でも両側にはすごい数の土産物屋です。
土産物屋は普通にあるだけですが、そこで買い物している中国人が多くて、
ものすごく賑やかでした。
店の看板や案内も、中国語表記のところが目立ちますし、
売っている土産品も、中国人好みっぽいものが多いです。
ああ、やっぱりここも、今の客の主流は中国人なんだな、と思いました。

パレオも、こんなふうに広げて売っていました。
tanahlot7-24/08/17
象さんの模様は可愛いけど、あまりバリというイメージじゃないですね。

今回はお詣りが目的なので、土産物屋街はとにかくスルーして歩き、
ようやく寺院の入口に着きました。
tanahlot9-24/08/17
ここから先が、タナロット寺院ということになります。

この時は門などあちこちが工事中で、足場が組まれていました。
tanahlot10-24/08/17
海辺の寺院を目指して、いろんな国からの観光客が
階段を降りていきます。

私たちは、階段を少し降りてから右手に入り、参拝所に入りました。
tanahlot13-24/08/17
海辺に降りるより少し手前にある一角で、塀に囲まれ、供物台や東屋があります。
タナロット寺院の中心部は海辺の岩の上にあり、干潮時は岩まで歩いて渡れますが、
満潮時は行けなくなります。
ここは、満潮時など寺院中心部に近づけない時に、お祈りをする場所らしいです。
ここで奥様が供物を捧げ、線香に火を灯して、皆でお祈りしました。
ヒンドゥー寺院でお祈りをしている間は、不思議と何も考えられません。
でも、ここに来られて、お祈りできて良かった、ありがとうございます、
という温かい気持ちが込み上げてきます。
ここでは、そうしてお祈りしている間も、何か力で満たされるような、
ブサキ寺院とはまた違うパワーを感じました。
きっとこれが、海の神様のパワーなのかなあ、なんて後で思いました。

ここから、寺院中心部の岸壁とその向こうの海がよく見えます。
tanahlot11-24/08/17
すっきり晴れた青い空、波が打ち寄せるインド洋の海も青く、美しい眺めでした。

ちょっとズームにして撮ると、岸壁の下にも、たくさんの観光客がいました。
tanahlot12-24/08/17
「まだちょっと波が荒いな・・・」とNさんがつぶやきましたが、
とりあえず、私たちも岸壁近くまで降りていきました。

明日はこの続き、タナロット寺院の海岸の様子を書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!

ブサキ寺院参拝へ<2017年8月>

besakih1-24/08/17
こんにちは。今年8月のバリ島滞在、8月24日の続きです。
この日は師匠一家とお出かけで、師匠と奥様、ちび娘が一緒に
親戚Nさんの車で迎えに来てくれて、まずブサキ寺院へ向かいました。
途中で、ガソリンスタンドに立ち寄ります。
インドネシアは原油産出国ですが、ガソリンスタンドは
国営のプルタミナ社のみで、どこのスタンドも同じような店構えです。

給油機はこんな感じです。
besakih2-24/08/17
ちょっと紛らわしいですが、”PREMIUM”がレギュラーガソリンで、
"SOLAR”とあるのは軽油です。
ハイオクは”PERTAMAX”という表示になってます。

バイパスから逸れて山の方へ向かっていくと、
風景も次第に田舎びてきます。
besakih3-24/08/17
青空の下、緑が眩しいです。

標高が上がってくると、木々の種類も変わり、
林の眺めも、麓とは雰囲気が違います。
besakih4-24/08/17
何となく、高原っぽい感じになってきます。

あちこちに、牛小屋も見えました。
besakih5-24/08/17
あっ牛だ!とちび娘も喜びます。
可愛らしい牛たちの表情に、心和みます。

ブサキ寺院への道は、途中からかなりの坂道です。
besakih6-24/08/17
ところどころ、道端にポツンとワルンがあります。

やがてブサキ寺院の駐車場に着き、車を止めました。
迎えに来てもらってホテルを出発して、2時間少しかかりました。
ちび娘は、家からずっと正装では窮屈なので、駐車場に入ってから、
車の中でお着替えです。
ちび娘が正装に着替えてから、お供えを持って、寺院の参道に向かいました。
besakih7-24/08/17
これは参道を少し進んでから、寺院の入口側を振り返ったところです。
参拝のバリ人の他、普段着の上から簡単にサロンを巻いた格好で
ガイドに連れられた観光客の姿も見えます。

寺院の中へは、かなりの階段を登っていきます。
besakih8-24/08/17
奥に見える大きな割れ門の中が、中心のプナタラン・アグン寺院の境内です。
雲が晴れていれば、この角度で割れ門の向こうにアグン山が見えます。

ブサキ寺院は、正確に言うと23の寺院からなる広大な寺院群なのですが、
その中で最大にして重要なのが、プナタラン・アグン寺院です。
ここには、ヒンドゥーの三大神(ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ)のために、
パドマサナ・トリサクティと呼ばれる3つの神蓮座があります
besakih11-24/08/17
壮麗な塔がすっくりと立ち、神様の降臨する蓮座が並ぶ向こうには、
晴れていればアグン山がのぞめるのですが、この日は雲の中でした。
ここは、ブサキ寺院を参拝するすべてのバリ人が礼拝する場所ですが、
それ以外の小さな寺々は、関係する氏族のみが礼拝するところが多いです。
例えば親戚Nさんが礼拝する寺では、師匠はお祈りに参加しない、
といった具合です。
氏族に関係なく、誰でも参拝できるプナタラン・アグン寺院も、
観光で来た場合は中に入れず、外や入口から中を見る形になります。
ここはとても重要で神聖な場所なので、バリ人と一緒に参拝したい場合は、
Tシャツにサロンなどの簡単な正装でなく、バリ人同様バッチリの正装が良いです。
供物や線香なども必要なので、バリ人のガイドや友人などに同行してもらい、
準備してもらいましょう。
どの寺院でも、一般の観光ツアーでは参拝はしないので、参拝したい場合は
その旨を前もってガイドに伝え、参拝する手配をしてもらいましょう。
ただし、外国人、他宗教の人は参拝できない寺院もあります。
私たちは今まで、師匠一家と同行してブサキ寺院では問題なく参拝させてもらってますが、
わからないことも多いので、やはり単独では行かない方がいいと思います。
なお、生理中や出産直後の女性、けがで出血している人、喪中の人などは
境内に入ることが禁じられていますので、注意してください。


お祈りを終え、聖水をかけてもらうと、とても清々しい気持ちになります。
(聖水をかけてもらう時は、濡れて困るものはしまっておきましょう!かなり盛大に濡れます)
お祈りした後、記帳してお布施を渡しました。
besakih10-24/08/17
ブサキ寺院のプナタラン・アグン寺院では、記帳とお布施の場所に
数人の僧侶の方がいます。
お布施をすると、トリ・ダトゥというミサンガのような三色の紐をいただきます。
後で自分たちでつけてもいいのですが、ここでは僧侶の一人が
それぞれの手首につけてくれました。
その僧侶の方、何と日本語ペラペラで、びっくりしました。
「これはお守りのようなものです。三色(赤、黒、白)にはそれぞれ意味があります」
などと、日本語で説明してくれました。
思いがけないところで、日本語で説明してもらったので、
何だかブサキ寺院が一層身近に思えてしまいました。

この境内まで来ると、下界が広々と見えて、随分高いところにいると感じます。
besakih12-24/08/17
標高は1,000mくらい、アグン山の中腹にあたりますが、とても涼しいです。
清々しく澄んだ空気は、下界とは全く違うものに感じられます。

東屋には、ガムラン楽器が置かれていました。
besakih9-24/08/17
ここで演奏してるのを聞いたことはないのですが、
こんな場所で聴くガムランは、また別世界のように感じそうです。
いつか聴いてみたいです。
あ、もちろん、欲を言えば、いつか演奏してみたいです。

この後、師匠一家、Nさんのそれぞれの氏族寺に行ってから、
境内を出て、近くでお弁当を食べました。
明日は、お昼のお弁当の様子を書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!

 ※ブサキ寺院については、次の本を参考にしています。
   「ロンリープラネット バリ島&ロンボク島」(メディアファクトリー)
     (日本語第2版、英語版第11版の翻訳です)


※今日現在、このブサキ寺院はアグン山噴火のため、立ち入り制限区域に入っているようです。
 行ってみようと思われる方は、事前にガイドやホテルなどに確認してくださいね。

バニュ・ピナルーの朝の海<2017年8月>

morning5-20/08/17
こんにちは。今年8月のバリ島滞在のことを書いています。
8月20日、この日は日曜日でしたが、普段の日曜日にも増して、
海辺はすごい数の人でにぎわっていました。
そして、海に入って水浴びする人の数もすごいのです。
後になって、バリ暦で”バニュ・ピナルー”の日だったと知りました。
これは前日の”サラスワティの日”に関連する一連のバリヒンドゥー行事です。
学問と芸能の女神サラスワティの日の翌朝、近くの海や川で沐浴をして、
”水の流れのように絶えない智慧を授かる”という意味があるそうです。
本格的には、午前2時にお祈りを捧げ、夜明け前の午前4時頃から
海辺や川辺にお供えをし、礼拝してから水に入るのだそうです。
この日曜朝の水浴の行事を”バニュ・ピナルー”と呼ぶのです。
ほとんどの人が正装でなく普段着なので、そういう行事の日とは
見ていた時には気づきませんでした。
よくよく見ると確かに、Tシャツにサロンとスレンダン、という人もいました。
ちなみにこの時点で時間は午前7時、日が昇って30分ほど経ちますが、
もっと早くから水浴びしていた人も多いのでしょうね。

そういえば、太陽が雲の上に昇ってきた午前6時40分頃にも、
すでにこんなに人がいました。
morning1-20/08/17
普通の日曜日も朝から人はいますが、さすがに日の出の頃から
こんなに大勢いることはありません。

”漁師の像”のロータリーも、最近は駐車禁止で広々してたのですが、
この日は既にたくさんのバイクが止まっていました。
morning2-20/08/17
こうなると、”漁師の像”がどこにいるんだかわからないくらいです。

さらに北のロータリーはもっとすごくて、ロータリーに停めきれないバイクが
遊歩道の道端にびっしり停められてました。
そのバイクの列とワルンの並びの間を、人が行列になって通っていきます。
morning6-20/08/17
人だけなら、何とかこの中を向こうまで歩いてみようと思ったのですが、
驚いたことにこの中をバイクで進んでいく人さえいました。
危なくて仕方ないので、さすがに私もこの先へ行くのは諦めました。

浜辺も、ここはどこかと思うほどのにぎわいです。
morning4-20/08/17
日本の夏の海水浴場なみ、関東なら江ノ島海岸か⁉︎と思うほどです。

人混みの中を歩くだけでかなりくたびれましたが、
幸いいつもの浜辺のワルンは開いていたので、何とかコピ休憩をしました。
morning7-20/08/17
そこから見る浜辺もすごいにぎわいです。
焼きトウモロコシ売りも、普段よりたくさんのトウモロコシを積み上げ、
張り切って焼いているようです。

朝から水浴するという行事のこの日、こんないい天気になったので、
水浴だけでなく遊んでいく人も多いんでしょうね。
座って、あるいは立ったまま、何か食べている人も多いです。
morning8-20/08/17
朝のキラキラの日差しあふれる浜辺を、涼しい乾季の風が吹き抜けていきます。
サラスワティの日やバニュ・ピナルーはバリ島ウク暦で巡ってくる祭日なので、
210日ごとということになり、西暦での日付は毎回変わります。

ウッドデッキで、サッカー遊びをしている子供たちもいました。
morning9-20/08/17
ここはホテルのビーチだし、子供たちはローカルの地元だと思うのですが、
こんな日はホテルも咎めることはないんでしょうね。

別の大きなホテルのビーチでは、ヨガも行われていました。
morning3-20/08/17
ここも、かなり大勢の人が参加していました。

さて、日曜日だけ突堤のたもとに出るジャジャン屋さん、この日もいて、
既に人だかりができていました。
morning11-20/08/17
女性客も多いけど、ここは意外におじさんの常連客も多い感じです。

テーブルには、数種類のジャジャンが並びます。
全部を少しずつの”ジャジョー・チャンプル”にしてもいいし、
好きなものだけ買ってもOKです。
morning10-20/08/17
写真には写ってないけど、よく見るとポットもあって、
一緒にコピや紅茶も売ってました。
注文すると、手前のおばちゃんがジャジャンをロウ引きの紙にのせ、
ココナッツフレークをかけ、ペットボトルに入ったヤシ砂糖蜜をかけます。
奥のおじちゃんが包みの口を止め、袋に入れてお客さんに渡してました。
おばちゃんとおじちゃんの息の合った感じが、ホワンとして素敵でした。
そんなのも、この店の客足が絶えない秘密かもしれませんね。

私はジャジョー・チャンプルにして、部屋に戻ってから食べました。
morning12-20/08/17
師匠宅でいただくのも美味しいけど、これも優しい美味しさでした。
私は、時々買うクレポンと同じRp.5,000(約41円)で買ってますが、
見てると、人によって払ってる金額が違うような気もしました。
いくら?と聞いてもいいけど、こういう場合は、自分がいくらと決めて、
その金額分を入れてもらう、と考えればいいようです。

人の多さに辟易としながら、コピを飲み、ジャジャンも買って帰れたので、
何とかいい散歩になりました。
明日は、この日の午後のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!

 ※サラスワティの日、バニュ・ピナルーの日については、次のサイトを参考にしています。
   「バリ島シドゥメン村 手織りの布ソンケット」より「サラスワティの日」「天気が良いと猫もしあわせ。」

楽団のガムラン演奏を観に行く②<2017年8月>

upacara4-02/08/17
こんにちは。今年8月のバリ島滞在、楽団のガムラン演奏を観に行った話の続きです。
私たちが行く前に、楽団の人たちが師匠宅から楽器を運び出していたのですが、
路地を塞いでテントを張ったところに並べて置かれていました。
手前中央に立ててあるのがクンダン(太鼓)で、これは横にして持って叩きます。
お鍋を並べたような楽器はレヨン、塀に沿って右側に並んでる数台はガンサです。
この時演奏されたのは”Semarandane(スマランダヌ)”という種類のガムランで、
私はその名前さえ聞いたのも初めてでした。
この編成は”ゴン・クビャール”か”スマル・プグリンガン”かなと思ったのですが、
ガンサの鍵板の数が違う、と師匠が言っていたので、楽器も少し違うようです。
後で調べたところ、”Semarandane"は”ゴン・クビャール”と”スマル・プグリンガン”の
2つを合わせたようなガムランで、1988年頃から始まったそうです。
踊りや劇を伴うことなく、宗教儀式でのみ演奏される、とありました。
師匠の楽団でも、最近になってこの”スマランダヌ”の演奏を始めたそうです。

ガムラン演奏は、東屋が使われることもありますが、個人宅などでは
仮設テントの下にゴザやシートを敷いて、ということも多いです。
今回はすごく狭い細長い場所でした。
upacara3-02/08./17
普段は車も入れない、バイクしか通れないような路地になっていて、
両側は民家の塀です。
その間を塞いで(つまり通行止にして)、テントを張っているわけです。
写真奥は大通りなので、ここは会場宅への通路も兼ねていて、楽器の前を
供物など持った人が頻繁に行き交います。

私にはガムラン演奏の場所の決まりなどがよくわからないのですが、
個人宅の祭礼・儀礼の場合、こうして門の外で行うものもよくあります。
ワヤン・クリの上演やグンデルワヤンの演奏は、敷地内の中庭に面した場所で、
東屋かテラス、もしくは仮設舞台ということが多いです。
一方、ゴン・クビャールやスマル・プグリンガンなどは、門の外に場所を作り、
そこで演奏するのも私はよく見ています。
時には中でのワヤン・クリなどと同時進行で演奏してることも多いです。
多くの場合、敷地内にスペースがないわけではないので、
門の外で演奏すること自体に何か意味があるんだと思います。
それにしても、今回のこの場所はあまりにも狭く落ち着かなくて、
ちょっと大変だなあと思いました。
演奏のことをもう少し書きたいのですが、夫がこの日撮ったビデオが未整理で、
私もまだ観ていないんです。
ガムランについては、ビデオで確認してから、改めて後日書きたいと思います。

楽団の周りに座る場所もなく、私たちは最初立って観ていたんですが、
祭壇前にプラスチック椅子があったので、途中からそれを使わせてもらいました。
遠慮しすぎて無理したら、長時間の儀式も当たり前のバリ人の体力には
とてもついていけません。
ここ邪魔かなあ、でも本当に邪魔だったら言ってくるよね・・・と思い、
行き来する人に挨拶や会釈だけして、座って観させてもらいました。
祭壇もすごいけど、門の前の祠も盛大に飾り付けられています。
upacara5-02/08/17
ケペン(儀礼用穴開き硬貨)を連ねた飾りもぶら下がっていて、
よく見ると凝っています。

やがて祭壇前の準備が始まり、椅子も片付けられてしまいました。
祭壇前にはゴザが敷かれ、膨大な量の供物が運ばれてきます。
upacara6-02/08/17
これからマンクー(僧侶)が来て、ここでの儀式を行うようです。
家寺のオダランなので、先に敷地内の家寺で祈祷とかしてたんだと思います。
今回、師匠も楽団員もずっと楽器周辺にいて、会場宅の門の中には入らなかったので、
私たちも中には入らず、中の様子はどうなのか全くわかりませんでした。
ちなみにトイレは、近くの別の家のトイレを使うようになっていました。

ゴザは1枚では足らず、さらにもう1枚敷かれて、路地をいっぱいに塞いでいます。
upacara7-02/08/17
これだけの用意をするのも、相当お金&手間がかかりそうです。
家寺のオダラン(創立記念の周年祭)は、バリ暦で毎年(210日に1回)行うのですが、
必ずしも盛大にやらねばいけないというものではありません。
師匠の話でも、儀礼の規模は大、中、小どれでも分に応じてすればよく、
小さくてもいけないということはないそうです。
でも私が見る限り、どうも近年は個人宅でも、
盛大に儀礼を行うことが増えてる気がします。
それだけ、生活が豊かになってきているのでしょうか。

供物もよく見ると、果物やケペン(儀式用穴開き硬貨)、シリーの葉巻、
花や菓子、布などいろいろ用意されています。
upacara8-02/08/17
バケツのような器にヤシの実や卵が入ったものもあります。
私にはよくわからないけど、葉で作る飾りも、儀礼によって種類があるようです。

祭壇より少し奥の路地には、こんなものが準備されてました。
upacara9-02/08/17
ブロックを立てて竃のようにし、3本の竹を束ねたものが置かれています。
後で下のヤシの枯れ葉に火をつけ、竹がパーンと音を立てるまで燃やします。
多分魔除けみたいなものと思いますが、これをするのはいろんな儀礼で見ます。

では、このオダランの続きはまた後日、映像を整理してチェックしてから
書きたいと思います。
明日は翌日のことを書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Sampai jumpa besok(また明日)!
プロフィール

里花

Author:里花
花々と緑あふれる大好きなバリ島に、18年ほど前から通い続けています。
神々への感謝と祈りとして芸能を捧げるこの島で、ここ数年の滞在中は伝統音楽ガムランの楽器グンデル・ワヤン(上写真)を習っています。
現在東京在住ですが、近いうちバリ島に住みたいです。

※12/12〜年末まで、国内旅行編です。
 バリ島編は、年末に再開します。

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